水無月ばけらのえび日記

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2005年4月10日(日曜日)

ドメインで悩み中

bakera.jp と minazuki.com というドメインがあるのですが、どちらをメインで使おうか悩み中。

最初は bakera.jp にしようと思っていたのですが、そのときはまさか minazuki.com が取れるとは思っておらず、その後 minazuki.com が取れることに気づき、脊髄反射で取得したわけです。bakera.jp の方が短いですが、minazuki.com のほうがかっこいいような気もしますし、どうしたものでしょうね。

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LAN からアクセスするとルータ設定画面が出る

いちおう bakera.jp と minzauki.com が名前解決できるようになったはずです。ポート 80 にアクセスすると、ポートフォワーディングによって Web サーバに繋がる……はずなのですが、実際にアクセスしてみると、なんとルータの設定画面が出てしまうのでした。グローバル IP アドレスはルータに振ってあるわけですが、WAN 側からのアクセスならフォワードされ、LAN 側からのアクセスなら設定画面になるようですね。

普通の Web サーバであれば IP アドレスや Host: フィールドの値を見て何とかするところですが、ルータにはそんなかっこいい機能はなさそうでしたので、仕方なく hosts に書いて Web サーバのプライベート IP アドレスとして解決できるようにしました。サーバ自身にもその設定をしましたが、DNS コンテンツサーバとしての機能には特に影響ないようですね。

※本当は LAN 側からだと名前解決の結果が違うように DNS を設定できると美しかったのですが、Microsoft の DNS サーバには BIND 9 の VIEW 機能のようなものはなさそうですので断念。

あと、セカンダリのネームサーバのことを全く考えていなかったことに気づきました。プライマリが死んでいるときは、DNS だけでなくサービス全てが死んでいる可能性が高いので、名前解決できてもあまり意味がありません。なのでプライマリが死んだときのことを考える必要はないと思うのですが、平常時に負荷分散をする意味はありますね。

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年間3億のサイト

年間維持費3億円の原子力発電の広報用ウェブページ (slashdot.jp)」という話題が。

コストを抑えた結果として某社団法人のようになっては目も当てられませんし、高品質なサイトを構築しようと思えばある程度コストはかかるものだと思いますが……問題の「原子力情報なび (www.atomnavi.jp)」や「原子力のページ (www.atom.meti.go.jp)」を見ると、alt属性の指定さえロクにできていないようです。グラフィックデザインに力が入っている様子もないですし、なんだかなぁ。

もっとも、フロントエンドは駄目駄目でもバックエンドのシステムに異様にお金がかかっているというケースはあるのですが……このサイトでお金がかかるようなシステムを使っているのですかね。静的コンテンツを吐くタイプの CMS を入れて失敗したとか?

いずれにしても、これで年間 3億というのはオイシイですね。

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スクリプトが有効でないとスクリプトを有効にする方法が見られない

トヨタ自動車:ご利用に際して (www.toyota.co.jp)」というページがあるのですが、こんなことが書かれています。

当ウェブサイトでは、JavaScriptを使用しているページがございます。お使いのブラウザでJavaScript機能を無効にされている場合、正しく機能しない、もしくは正しく表示されないことがあります。ご覧になる際にはブラウザ設定でJavaScriptを有効にしてください。

JavaScriptを有効にするための設定方法については「ご利用上のお願い」ページ内の“JavaScriptを有効に設定する方法”をご覧ください。

・現在お使いのブラウザはJavaScriptの設定が無効になっています。JavaScriptの設定を有効にし、当ウェブサイトをご覧ください。

JavaScriptの設定方法はこちら

以上、トヨタ自動車:ご利用に際して より

「ご利用上のお願い」と「JavaScriptの設定方法はこちら」という部分はアンカーになっているのですが、これ、スクリプトが無効だと機能しないのですよね。スクリプトを有効にする方法を説明したページを見るためには、スクリプトを有効にする必要があるようです。

笑い話としてもたいして面白くない話ですが、どうしてこういうことが起きてしまうのかが謎です。普通は気づきそうなものですが……。

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Windows Time サービスには Server サービスが必要

Windows Server 2003 をいじっているわけですが、時刻の同期ができていないことに気づきました。2003 は XP と同様のインターフェイスになっていて、「日付と時刻のプロパティ」の中に「インターネット時刻」というタブがあるのですが、いきなりこう表示されています。

前回の同期の状況の取得中にエラーが発生しました。アクセスが拒否されました。

「今すぐ同期」を押しても何も起きません。サーバからの応答がないのではなくて、そもそも UDP/123 のパケットを発射してもいない状態です。

原因には心当たりがありました。私はいらないような気がする「サービス」を容赦なく無効にしており、「とりあえず無効にしてみて、問題が出たら考えてみる」というスタンスで挑んでいたのです。無効にしたもののいずれかが Windows Time サービスに必要だったのでしょう。

というわけで無効にしたサービスをいくつか復活させてみたところ、"Server" サービスを開始すれば同期できることが判明しました。ちなみに Server サービスの説明は次のようなものです。

このコンピュータでネットワークをとおしてのファイル、印刷、および名前付パイプ共有をサポートします。このサービスが停止した場合、これらの機能は利用できなくなります。このサービスが使用不可にされた場合、このサービスに明示的に依存するサービスはすべて起動できなくなります。

うーん。Windows Time は「明示的に依存」はしていないですし、共有とも関係なさそうなのに。意外な関係があるものなんですね。

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