Windows Time サービスには Server サービスが必要
2005年4月10日(日曜日)
Windows Time サービスには Server サービスが必要
Windows Server 2003 をいじっているわけですが、時刻の同期ができていないことに気づきました。2003 は XP と同様のインターフェイスになっていて、「日付と時刻のプロパティ」の中に「インターネット時刻」というタブがあるのですが、いきなりこう表示されています。
「今すぐ同期」を押しても何も起きません。サーバからの応答がないのではなくて、そもそも UDP/123 のパケットを発射してもいない状態です。
原因には心当たりがありました。私はいらないような気がする「サービス」を容赦なく無効にしており、「とりあえず無効にしてみて、問題が出たら考えてみる」というスタンスで挑んでいたのです。無効にしたもののいずれかが Windows Time サービスに必要だったのでしょう。
というわけで無効にしたサービスをいくつか復活させてみたところ、"Server" サービスを開始すれば同期できることが判明しました。ちなみに Server サービスの説明は次のようなものです。
このコンピュータでネットワークをとおしてのファイル、印刷、および名前付パイプ共有をサポートします。このサービスが停止した場合、これらの機能は利用できなくなります。このサービスが使用不可にされた場合、このサービスに明示的に依存するサービスはすべて起動できなくなります。
うーん。Windows Time は「明示的に依存」はしていないですし、共有とも関係なさそうなのに。意外な関係があるものなんですね。
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