水無月ばけらのえび日記

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2008年11月13日(木曜日)

弥勒の掌とか買った

公開: 2008年11月14日2時0分頃

購入。

3月に出ていたのに、完全にノーマークでした。とらドラ! (www.amazon.co.jp)を読み終わったので、続きでも読んでみるかと思って地域最大に寄ってみたら、偶然発見。私にとって我孫子武丸は八百万(やおよろず)の神の一柱なので速攻買いです。

裏表紙や帯の煽り文句がなかなか凄い感じですが、殺戮にいたる病 (www.amazon.co.jp)のような叙述トリックによるどんでん返しでしょうか? かなり期待。

それから、東野圭吾も一冊。

オススメしていただいたので買ってみました。あとで読む感じで。

※ちなみにとらドラ! の2巻 (www.amazon.co.jp)はなかったですよ……。3巻 (www.amazon.co.jp)はあったのに。

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吉本興業が丸見え系で情報流出

公開: 2024年12月21日23時55分頃

吉本興業、顧客情報1万5836件がネットで一時閲覧可能な状態に (internet.watch.impress.co.jp)」。

吉本興業によれば、2008年4月から7月にかけてサーバーの管理会社を移管した際、サーバーの1つにセキュリティの不備があったことが原因としている。11月12日に、外部からの指摘を受けて不備を修正した。

流出の状況については、http://www.yoshimoto.co.jp/cgi-bin/ のGoogleキャッシュ (209.85.175.104)が雄弁に物語っていますね。

※さすがに実体は Not Found になっています。

今年は2008年ですよ? 先日の本 (www.amazon.co.jp)にも書きましたが、TBCが同じようにやっちゃったのは2002年の話です。いまだにこういうことがあるというのは、なんというか……。「非公開ディレクトリvs非公開設定」なんて話を書いたばっかりですが、まさか本当にこんなことが起きるとは。

※しかしまあ、「ハッカーにやられた」とか「サイバー攻撃を受けた」とか主張しないだけマシなのかもなぁ、と思ってしまいました……。

そういえば、「ドラゴンボール実写版エキストラ募集」吉本興業かたるメール (internet.watch.impress.co.jp)……なんて話もあるようですが、これは関連があるのでしょうかね。流出したアドレス宛に狙い撃ちされたら、けっこうひっかかってしまいそうですが……。

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HaaS

公開: 2024年12月21日15時40分頃

メール用パスワードの復旧サービス~パスワード破りの新潮流? (itpro.nikkeibp.co.jp)

実は,最近出回っているオンライン・サービス化されたハッキングツール(一部ではHacking as a Service,略してHaaSと呼ばれている)を利用することで,手軽に他人の無料Webメール・アカウントをハッキングできるようになっているのだ。しかも,ハッキング対象アカウントの持ち主にパスワード復旧の件を知られたり,アカウントに対するアクセスも気付かれたりすることはない。

以上、メール用パスワードの復旧サービス~パスワード破りの新潮流? より

へぇ。しかしこれ、どういう手法でパスワードを解析するのでしょうね。単なる辞書攻撃?

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とらドラ!

公開: 2024年12月21日14時40分頃

読み終わったのでメモ。

手乗りタイガー。

アニメ放映中ですが、アニメでは描写しづらいと思われる部分もいろいろあるので参考になるはずです。逢坂の容姿についての描写はちょっとくどすぎる感じもしますが、それだけ竜児が意識してしまっているということなのでしょう。対照的に、想い人であるはずの櫛枝の容姿については、かなり抽象的であっさりした描写にとどまっています。たぶん、意図的にそうしているのだとは思いますが。

また、告白シーンの展開はアニメとずいぶん違う気がします。この展開だと後につなげるのが難しいと思うので、まあ妥当でしょう。逆に、原作はもともと続編を想定していな買ったのだと思いますね。

ところで、2008年8月に、文化庁が「平成19年度 国語に関する世論調査 (www.bunka.go.jp)」の結果を発表していますが、「13.言葉の意味」の項で「憮然(ぶぜん)」という言葉についてこう述べています。

本来の意味ではない(イ)「腹を立てている様子」と答えた人の割合が,どの年代でも,本来の意味である(ア)「失望してぼんやりとしている様子」より高い。特に20代以上では,20代の34ポイントから,最大で50代の64ポイントまでと,それぞれの年代とも大きな差が付いている。

つまり、「憮然」という言葉は元来「失望してぼんやりしている」という意味だったのですが、現在では「腹を立てている」という解釈の方がメジャーになっているということです。これを誤用と見るのか、用法が変化したと見るのかは、意見の分かれるところでしょう。元来の意味で使っても誤解される可能性が高いので、あえてメジャーな解釈に合わせる……という判断もあって良いと思います。そこまではまあ良いのですが、腹を立てているほうの用法にしても、「ムッとする」という程度の腹立ち具合を指している事が多く、怒り心頭というようなニュアンスではないと思うのですよね……。

……まあ、もともと解釈が不定な言葉なのですから、その意味について確かな議論はできませんし、既に変化しつつあるのですから、それをさらに拡張しようと試みるのも良いのかもしれません。

そして、言葉の発明という観点で評するならば、なんと言っても「手乗りタイガー」でしょう。「手乗りタイガー」という言葉の発明はあまりにも偉大。

手乗りタイガー。

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