%URI; (URI)
このデータを持つ属性 …… datasrc, action, background(body), cite, classid, codebase, codebase(applet), data, href(a), href(area), href(base), href(link), longdesc, longdesc(img), profile, src, src(img), src(input), src(script), usemap
%URI;の解説
これは CDATA型の値です。SGML 的には CDATA として扱われます。
URI を示します。URI とは RFC3986 で定義されているもので、URL, URN, などなどの総称です。スキーム名で始まる絶対 URI だけでなく、相対参照 (たとえば <A href="../index.html">
とか) も使えます。
基本的に URI は大文字小文字を厳格に区別しますので気をつけてください。
また、フラグメントID の指定も可能です。フラグメントID とは文書内の位置を指定するもので、HTML では id属性や a要素 の name属性の値をそのままフラグメントID として使います。たとえば、inline.html という XHTML 文書の中に
<span id="a">ここがアンカーですよ。</span>
としておいて、他の文書で
<a href="inline.html#a">a要素</a>
のようにすると、inline.html という文書の当該部分にジャンプします。
URI には空の値を指定することもできます。その際には、base要素で指定されている URI が指定されたものと見なされます (BASE の指定がなければ、HTML 文書自身の URI が使われます)。ただし、空の URI を解釈できないブラウザもあるようです。
※たとえば、ソニーのデジタルテレビ「BRAVIA」搭載のブラウザは、<a href="">……</a> のように空のhref属性が指定されたa要素をアンカーとして認識しません。
空の URI とフラグメントID、という指定も可能です。たとえば <a href="#top">先頭へ</a>
のようにすると、同一文書内の Top という場所を参照することになります。
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