background属性(body)
※この属性は HTML4 や XHTML1.0 では非推奨とされています。
属性名 | バージョン | 属性値 | 既定値 | 備考 |
---|---|---|---|---|
background | (4.0), (X1.0) | %URI; | #IMPLIED | texture tile for document background |
この属性を持つ要素 …… body
backgroundの解説
body要素の background属性は、文書の背景画像を指定します。画像の URI を指定すると、指定された画像が背景画像として使用されます。一般的には、指定された背景画像が画面サイズよりも小さい場合は、上下左右に繰り返されて敷き詰められることになります。
画像が無効の環境では背景画像が表示されないことに注意してください。背景画像として暗い色の画像を指定し、それに合わせて文字色を明るい色にするということは良くあると思います。このとき背景色を指定していないと、画像が表示できない環境では背景色が文字色と同じになってしまい、読めなくなることがあります。背景画像が明るい色であっても、ユーザのデフォルトの色指定が文字白、背景黒かもしれませんので、やはり読めなくなる可能性があります。
そのような事態を避けるために、background属性で画像を指定したときは、画像と同系の色を bgcolor属性で指定し、さらに文字色も指定する必要があります。bgcolor属性、text属性、link属性、alink属性、vlink属性の全てを同時に指定する必要があるということです。
なお、この属性は見た目を規定するものですから非推奨です。スタイルシートでは、body要素に
また、HTML4 では (HTML3.2 でも、XHTML でも) table要素などに background属性は存在しませんので注意してください。ブラウザは独自に対応しているかもしれませんが、HTML の仕様では定義されていません。スタイルシートを使えば全ての要素に背景画像を指定することが可能ですので、やはりスタイルシートを使うことが推奨されます。
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