武雄市Facebookページのアクセシビリティ対応が良く分からない
2011年8月4日(木曜日)
武雄市Facebookページのアクセシビリティ対応が良く分からない
公開: 2011年8月11日0時45分頃
武雄市Facebook移行の続報が出ていますね……「「行政こそが使うべき」 佐賀県武雄市、公式ページのFacebook移行完了 (www.itmedia.co.jp)」。
良く分からなかったのはこの部分。
また、ネットでも心配する声が多かったというFacebookページのアクセシビリティについて、SIIISの杉山社長は「文字の表示を大きくすることにも対応したほか、『JAWS』などの音声読み上げソフトにも問題なく対応している」とした。
これは何のことを指しているのか分かりませんでした。
「文字の表示を大きくすることにも対応」というのは、具体的にどういう実装方法を採用したのでしょうか。body要素のフォントの指定はこのようになっています。
body {
font: 13px/1.231 'ヒラギノ角ゴ Pro W3','Hiragino Kaku Gothic Pro W3','メイリオ',Meiryo,'MS Pゴシック',Arial,verdana,sans-serif;
*font-size:small; /* for IE */
*font:x-small; /* for IE in quirks mode */
}
以上、propertyReset.css より
懐かしい感じのCSSハックが見られますが、これはIE9では効いていません (たぶんIE8以降では効かない)。これで「文字の表示を大きくすることにも対応」と言えたのは昔の話でしょう。まあ、ズームはできますから実装方法G142 (waic.jp)で対応していると言えなくもないのですが、この場合は「対応した」という言い方はしないでしょうし。
JAWSの話も良く分からないのですが、試験をして対応を確認したという意味なのですかね……?
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