2005年4月19日(火曜日)
bakera.jp に移行します
SP1 も当たったので、そろそろ bakera.jp に移行しようと思います。
明日中くらいに http://altba.com/bakera/ 以下が全て http://bakera.jp/ 以下にリダイレクトされるようにする予定ですので、よろしくお願いします。
- 「bakera.jp に移行します」へのコメント (4件)
SP1 適用
Windows Server 2003 SP1 が出ていたので、早速インストールしました。
とりあえず問題は出ていないようです。DEP も有効にしていますが (というかデフォルトで有効ですが)、特に不具合などはでていません。
「セキュリティの構成ウィザード」を使ってみましたが、これは便利かも。「不要なサービスは無効にしようね」と言われても、どのサービスを無効にして良いものやらさっぱりで結局のところ手探り状態、ということが多かったと思いますが (私だけ?)、このウィザードはかなり分かりやすいと思いました。
※SP1 を当てると「セキュリティの構成ウィザード」がインストールできるようになりますが、自動的にインストールされるわけではありませんので注意。「プログラムの追加と削除」から「Windows コンポーネントの追加」を行い、改めてインストールする必要があります。
関連する話題: Windows / Windows Server 2003
java -version で死ぬ
(internet.watch.impress.co.jp)
Appleによると、この問題が発生するかどうかをチェックできる。まず、「Application」フォルダの「Utility」フォルダにアクセスし、「Terminal」を起動。「java -version」と入力すると、問題がある場合は「Segmentation fault」と表示される。
-version で死ぬって一体……。リリースするまで気がつかなかったのでしょうか。
脆弱性届出状況2005年Q1
更新: 2005年11月1日
2005年 Q1 の脆弱性届出状況が公表されました。
- ソフトウエア等の脆弱性関連情報に関する届出状況[2005年第1四半期(1月~3月)] (www.ipa.go.jp)
- SSIインジェクションやCSRFなどの新たな問題も~IPAの脆弱性届出状況 (internet.watch.impress.co.jp)」
- IPA、2005年第1四半期の脆弱性関連情報の取扱状況を発表 (www.itmedia.co.jp)」
今四半期中に、製品開発者により脆弱性ではないと判断されたもの、不受理としたものはありませんでした。
以上、ソフトウエア等の脆弱性関連情報に関する届出状況 [2005年第1四半期(1月~3月)] より
「不受理とした」ものはあるような気がしますが、その後に「やっぱり脆弱性として取り扱うことにしました」といって受理された場合には不受理にはカウントされないということなのでしょうね。まあそりゃそうか。
ウェブアプリケーションの方では、「新しい」脆弱性として CSRF について言及されています。
「クロスサイト・リクエスト・フォージェリ」は、ウェブサイトにアクセスすると自動的にログインするような機能を悪用して、そのウェブサイトの正規の利用者に対し、ユーザ登録内容の変更や意図しない商品購入などをさせるものです。「クロスサイト・リクエスト・フォージェリ」の対策としては、悪用しにくいユーザ登録フォームや商品購入フォームを設計する9ことなどが挙げられます。
(~中略~)
9 この攻撃ではHTTP のGETメソッドが使われることが多いため、フォームの処理にPOSTメソッドのみを使用することで、悪用されにくくなります。
いや、その注釈はちょっと……。POST メソッドで踏ませるのも難しいことではないと思いますし。Internet Watch の方では
CSRF対策には、リファラーのチェックを行なうなどのWebサイト作成者や管理者による処置が必要だ。
以上、SSIインジェクションやCSRFなどの新たな問題も~IPAの脆弱性届出状況 より
となっていて、こちらはまあ問題ないと思いますが。
※CSRF に関して、個人的には「パスワードを変更するようなフォームでは、必ず同時に旧パスワードを入力させるべし」というのを強く訴えたいところですね。そうでないパスワード変更フォームが CSRF で攻撃されると何が起きるのかはすぐ分かると思いますが、同時に旧パスワードを入力する必要があれば大丈夫です。
※2005-11-01 追記: 私が届け出ていた問題は修正されました。CSRF 直った参照。
面白いことに、脆弱性の類型にこんなものがあります。
HTTPSの不適切な 利用
HTTPSによる暗号化をしているが、ユーザへの説明に間違いがある、または、ウェブサイトの設計上、ユーザから証明書が確認できない
以上、ソフトウエア等の脆弱性関連情報に関する届出状況 [2005年第1四半期(1月~3月)] より
いや、私もこれは脆弱性なのかどうか微妙だと思ったのですが、試しに届け出てみたらあっさり受理されたという。
関連する話題: セキュリティ / IPA / JPCERT/CC / CSRF / 情報セキュリティ早期警戒パートナーシップ
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