ばけらの HTML リファレンス(未完成)

共通属性 …… %coreattrs;, %i18n;, %events;

linkの解説

別の文書との関係を示すものです。href属性で URI を指定し、rel属性 または rev属性でこの文書との関係を示します。rel ならでこの文書から見たリンク先文書の位置づけを、rev なら逆にリンク先文書から見たこの文書の位置づけを示します。たとえば、

のようにすると、この文書の「前のページ」が document1.html、「次のページ」が document3.html になります。これは、rev 属性を使うと以下のようになります。

このように link要素で指定されたリンクは、ブラウザのナビゲーションバーなどで利用されることが期待される……のですが、天下の MSIE がそのような機能を実装していませんので、利用されることは少ないかも知れません。とはいえ、最近では link 要素を利用できるブラウザもいろいろ出てきましたし、プリフェッチャが先読みに利用することもありますので、指定しておくことには意味があります。

rel = "stylesheet" とすると、外部スタイルシートを参照します。type属性でスタイルシートの種類 (Content-Type) を指定する必要があります。

このようにすると、bakera.css が固定スタイル、html.css が "Hatomaru Basic Style" という名前の優先スタイルとして適用されます。また、ブラウザの操作によって "Hatomaru Large Font" というスタイルに切り替える事ができ、切り替えると html.css の代わりに large.css が適用されます。

とは言え、このようなスタイルシートの切り替え機能を実装していないブラウザもあり、全てのスタイルが一緒くたに適用されてしまうこともあるようです。例によって天下の MSIE がスタイルシート切り替えに対応していなかったりします。

rel = "alternate" とすると、代替文書を示します。その文書の 他言語版、テキスト版、RSS などを示すことができます。