%FrameTarget; (目標フレーム)
このデータを持つ属性 …… target
%FrameTarget;の解説
これは CDATA型の値です。SGML 的には CDATA として扱われます。
リンク先の文書などを表示するフレーム (もしくはウィンドウ) を指定します。FRAME 要素の name 属性で付けた名前をそのまま用います (この名前はアルファベットで始まらなければなりません) が、用いられていない名前を指定することもできます。その場合、その名前の付いた新しいウィンドウを開くことになります。
この属性には、次のような予約名を指定することもできます。予約名の先頭には _ (アンダースコア)がついています。
- _blank …… 新しいウィンドウで開きます。ウィンドウには特に名前は付けられません。
- _self …… 自分自身を指し示します。これは BASE target の指定を上書きするのに使われます。
- _top …… 全ての分割フレームを破棄して、ウィンドウ全体を使って表示します。他人のサイトへ飛ぶときなど、フレーム分割から完全に抜けたいときに使います。
- _parent …… 親のフレームを指し示します。分割フレームがない場合は _self と同じです。フレーム定義文書が入れ子になっていない場合は _top と同じです。フレーム定義文書が入れ子になっている場合、直接の親であるフレーム分割だけを解除します。
_blank を使うと新しいブラウザが開きますが、勝手にぼこぼこブラウザが立ち上がると、メモリの少ない環境ではつらいものがあります。大抵のブラウザには「新しいウィンドウで開く」というコマンドがありますから、別ウィンドウを開きたいときは自分の意思で実行可能です。_blank の指定は程々にしましょう。
target属性がこの形式の値をとります。
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