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これは「水無月ばけらのえび日記 : サーベロニの問題」に関連するコメントです。
[1679] Re: えび日記 : 「サーベロニの問題」
匿名希望 (2004年3月12日 17時18分)
結論から言いますと、看守が「Bは処刑される」と言った後でも、
Aが処刑される確率は2/3になるということがわかりました。
どうして1/2になると思ったかと言いますと
>看守が「Aが処刑される」と答えた場合、それには二通りの可能性があることに気付くだろう。ひとつは B 生存である場合、もうひとつは C 生存である場合である。さて、どちらである確率が高いだろうか。
ここで、どちらも同じ、すなわち1/2と考えたのです。
>3人だからわかりにくい。思い切って囚人の数を 10000人に増やし、そのうち 9999人が処刑されるということにしてみる。看守は、処刑される囚人の名前を 9998人掲げた。残るは看守に質問を投げかけた本人と、看守が名前を挙げなかった一人である。さて、この両者のうちどちらが生存しそうだろうか。
上記の例では、最初にAが処刑される確率は9999/10000です。
しかし、看守が、処刑される囚人の名前を 9998人掲げた時点で、
処刑されるのは質問を投げかけた本人と、看守が名前を挙げなかった一人の二人のうちの一人だけ。
このように、極端な人数を考えることで、看守の言葉により、
その後の確率の考え方が変わるんだよという例を示したものかと思ったのです。
実際にはこの看守の言葉によっては何の情報ももたらされてはいないわけですね。
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