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不況のメカニズム

2011年8月25日(木曜日)

不況のメカニズム

公開: 2011年8月28日19時50分頃

読み終わったのですが……。

新古典派経済学を批判しつつ、ケインズの「一般理論」を再解釈してその欠陥を補完する理論……だと思うのですが、新古典派の知識がないとなかなか理解しづらいです。本書から読み取った限りでは、こんなことを言っているように思います。

このような世界観では、生産力を上げれば経済が活性化することになりますし、労働力の流動化を強めれば (解雇規制を弱めれば) 失業が減ることになります。本書はそのような世界観を批判する流れなのですが、私には批判されている元の理屈が良く分かっていないので、批判が妥当なのかどうかも良く分からないです……。

ともあれ、こんな感じの話が出てきていると思います。

後半では日本での小泉改革の時期の出来事について、批判的な論評が展開されます。

と、こんな感じだと思うのですが、どうも私の理解不足感が否めません。もう少しいろいろ勉強してからまた戻ってきたい感じです。

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