怒り心頭
2004年4月15日(木曜日)
怒り心頭
スターダストさんの 4月14日 (d.hatena.ne.jp)を読んで思ったこと。
この「怒り心頭」という気持ちは私には分かりますが、とある事件を通じて思ったことの一つが、その「怒り」が全く理解できない人が存在しているのだということです。指摘している側は激怒していても、普通はその感情を表に出さずに指摘します。そして、指摘されている側は、その「怒り」を読み取れていないのではないか、と思うことがままあります。
これは単に指摘されている側が悪いという話ではありません。たとえば、脆弱性報告の中で「(笑)」とか「(激ワラ」とかいう文字列が使用されていると、私などは噴出しそうな怒りの裏返しなのだろうなと思いますが、同時に、そう読むのは難しいことなのではないかとも思うのです。「通知してあわてふためくところを見て楽しむという側面が絶対にあったはずだ」というような読み方は誤りだと思いますが、そう読まれるのも仕方ないのかな、と思います。
脆弱性の指摘に限った話ではありませんが、指摘する側とされる側に激しい温度差があるというのは良くあることで、その温度差は指摘する側が吸収してあげないといけないのかな、という気がしています。もう少し別の言い方をすると……「甘えないで下さい」と言って人を突き放すと逆ギレされることがありますが、甘えん坊を責めても埒があかないので、こちらが大人になってあげるしかない……ということなのかなぁ。違うかなぁ。
まあ、いろいろですね。
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