align属性
※この属性は HTML4 や XHTML1.0 では非推奨とされています。
属性名 | バージョン | 属性値 | 既定値 | 備考 |
---|---|---|---|---|
align | 3.2, (4.0), (X1.0) | %IAlign; | #IMPLIED | vertical or horizontal alignment |
この属性を持つ要素 …… object, img, applet, iframe, input
alignの解説
img要素、object要素、applet要素の align属性は、オブジェクトの配置を指定するものです。指定できる値は bottom, middle, top, left, right の 5種類となっています。
bottom, middle, top は、行の中でのオブジェクトの上下位置を指定するものです。
- bottom …… 下揃えにします。オブジェクトの下端とテキストのベースラインが揃います。既定値です。
- middle …… 中央揃えにします。オブジェクトの中心とテキストのベースラインが揃います。
- top …… 上揃えにします。オブジェクトの上端とテキストの上端が揃います。
これに対し、left と right はオブジェクトの左右の位置を指定するもので、left は左、right は右に配置するわけですが、これらが指定されるとオブジェクトはフロートします。
同じ属性の値であるのに、bottom, middle, top の 3つと left, right の 2つは全く性質の違うもののように思えるかもしれません。実は RFC1866 では、img要素の align属性に指定できる値は bottom, middle, top の 3つだけだったのです。そもそもはテキストの中での位置指定をするだけだったところ、フロートを伴う left, right の指定が後から追加されているわけです。
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