同朋団、集団、ジハード団あたりを細かく研究した方がよさげかも
2001年11月2日(金曜日)
同朋団、集団、ジハード団あたりを細かく研究した方がよさげかも
イスラム過激原理主義の思想と言うのは、メチャクチャ大雑把に言うとこんな感じっぽいです。
伝統的なカリフ社会を復活させようよ。
イスラムの法を守れよ。
神やイスラム者を尊敬しろよ。
異教徒がでかい顔をするのを許すなよ。
イスラムの敵と戦って殉教すると天国で幸せになれるぞ。
これをきわめて単純に理解しようとするならば、天皇制復活を目指し、君が代や日の丸を万人に強制しようとし、天皇を馬鹿にする市長には銃弾を打ち込み、外国人排斥を唱え、特攻精神を賛美する極右過激派を思い浮かべると近いような気がします。それを実行することで世の中が良くなる、と考えている点も同じです。
そう考えるだけなら別に良いのですが、過激派が過激とされるのは、それを他人にも強制しようとし、しかもそのために暴力を使うところです。
個人的には、ルクソール事件の後に「イスラム集団」が武闘停止を宣言したあたりのいきさつに興味があります。このへんもう少し研究すると、解決策らしきものも見えてくるのではないかと思っているのですが……。
当然ですが、イスラム原理主義にも穏健派という人々がいるわけで、みんながみんな過激テロリズムを支持しているわけではないのです。念のため。
- 「同朋団、集団、ジハード団あたりを細かく研究した方がよさげかも」にコメントを書く
- 前(古い): タリバン自体はテロ犯ではないはず
- 次(新しい): Host: の謎