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六本木ヒルズ区画の謎

2003年5月6日(火曜日)

六本木ヒルズ区画の謎

先日の六本木ヒルズ奮戦記では、以下のように書きました。

……さて六本木ヒルズですが、区画は5つに分かれています。「ゾーン六本木」(エリア略称 "ZR")、「メトロハット/ハリウッドビューティプラザ」(MH)、「六本木けやき坂通り」(KD)、「ウェストウォーク」(WW)、「ヒルサイド」(HS)。

この記述は、現地で貰ったフロアガイドに従ったものです。ところが Webサイトを見ると、異なる記述が。

六本木ヒルズのタウンは大きく4つのエリア分かれています。

地下鉄六本木駅からのメインゲート「メトロハット/ハリウッドプラザ」

ガラス張りのガレリアから光が注ぐ「ウェストウォーク」

庭園の緑が憩いのセミオープンスペース「ヒルサイド」

美しいけやき並木が400m続くメインストリート「けやき坂通り」

とそれぞれのエリアに、個性豊かなショップやレストランが軒を連ねます。

以上、Roppongi Hills : エリアマップ より

「ゾーン六本木」が含まれていません。ひょっとすると、これは正式には六本木ヒルズの一部ではないのでしょうか? と思いつつショップのページを見たりすると、今度はこんな感じ。

MH…メトロハット/ハリウッドプラザ WW…ウェストウォーク HS…ヒルサイド

ZR …ゾーン六本木 GH…グランド ハイアット KD…けやき坂通り

以上、Roppongi Hills : ショップ より

ゾーン六本木はちゃんとありますね……って、よく見ると「グランド ハイアット」というエリアが増えている! これはフロアガイドでは「ウェストウォーク」に含まれていたのですが……。

どうして三種類もの異なる区分けのパターンがあるのでしょうか? この区分け自体ちゃんと考えられたものではなくて、それぞれの地図上に記すために適当に作った便宜的なものなのかも……とも思いましたが、どのパターンでも ID は共通しているので、そうでもないようです。

……先日の日記には書きませんでしたが、気になった点がもう一つあったのを思い出しました。フロアガイドでは、各ショップに "ZR-B108" などの ID がつけられています。実際にその店に行ってみると、普通に店の看板は出ていて識別はできるのですが、その振られた ID の表示はどこにもないのです。そのため、この ID がリアルでも通用する ID なのか、それともあくまでこのフロアガイドの中でだけ通用するものなのか判断しかねたのです。

が、Web サイトとフロアガイドとでは同じ ID が使われているようなので、これはリアルでも通用するもののようですね。この ID が実際の店舗に表示されていればもう少しわかりやすいような気もするのですが、どうしてそうしないのでしょう。このあたり、あるいは何か深い事情があるのかも……。

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