IPアドレスでのアクセス、サイトに細工と報道される
2012年7月3日(火曜日)
IPアドレスでのアクセス、サイトに細工と報道される
公開: 2012年7月16日13時0分頃
こんなニュースが……「児童ポルノ販売容疑で逮捕 サイト遮断、細工しすり抜け (www.asahi.com)」。
大手プロバイダーは昨年4月から、特定のサイトへはURLを入力しても接続できないブロッキングという仕組みを導入したが、林容疑者らは児童ポルノDVDを販売する約80サイトを開設し、ネット上の住所を示すIPアドレスを介して接続されるよう、サイトに細工を施していたという。
名前解決のところでブロックされるので、ドメイン名を使わずにIPアドレスでアクセスするようにした、という話。「DNSポイゾニングによるブロッキングに意味はある?」という話でも書きましたが、こうやって回避できることは最初から分かっていたわけで。
しかし、これを「細工」と言ってしまうのも凄いですね。むしろ、名前でアクセスできるサイトの方がDNSやらバーチャルホストやらで細工しているのであって、IPアドレスでのアクセスの方が細工なしという感じがしますが。
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