XMail のテスト
2005年4月24日(日曜日)
XMail のテスト
こじまさんに教えていただいたXMail (www.xmailserver.org) はなかなか良さそうでしたので、ひとまず手元の XP SP2 なクライアントマシンに入れてテストしてみました。ドキュメントの NT/Win2K (www.xmailserver.org) のところの指示に従ってごにょごにょとやり、既存の SMTP を止めてから XMail サービスを開始したところ、ポート 25 で動作を確認できました。
手で SMTP のコマンドを打ったりしてみたのですが、結構厳密にできているようですね。とりあえず気づいたところでは、
- パラメータなしの EHLO コマンドを送ると蹴られる。たいていのメールサーバは単に "EHLO" でも受け付けてくれるのですが、XMail はちゃんとドメインを名乗らないと駄目みたい。
- MAIL FROM で指定するメールアドレスを <> で括らないと蹴られる。たいていのメールサーバは <> を省略しても受け付けてくれるのですが、XMail はちゃんと <> で括らないと駄目みたい。
- エラーコマンドを送ると即座に切断される。:-)
といった感じです。まあ、普通は SMTP のコマンドを手打ちしたりはしませんから問題ないでしょうし、出来の悪い spammer のツールを蹴ることができる可能性もあるので歓迎すべきでしょう。
というわけで動作は確認できたのですが、実際にメールを受けるテストをするのは面倒そうですね。いきなり本番サーバでテストしても、mianzuki.com のメールアドレスには今のところ spam しか来ていませんから問題ないといえば無いのですが、うっかりすると第三者中継されたりする可能性があるのが嫌です。かといってローカルでテストしようとすると、MX レコードをどうするのかという問題が……。ちょっと面倒ですが、いったん DNS サーバに .test なゾーンを作ってテストしますか。
※.test という TLD は RFC2606 で予約されています。
- 「XMail のテスト」にコメントを書く
- 前(古い): ウイルスバスターが死亡
- 次(新しい): XMail のテスト続き