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りゅうさんシリーズ2

2001年9月17日(月曜日)

りゅうさんシリーズ2

シリーズになってしまうほどツッコミ所がありますか(謎)。

以上、http://www.t3.rim.or.jp/~rryu/nisenise-fuhito/200109.html#2001-09-14 より

いえ、なにしろ「りゅうさん」という言葉は「初体験シリーズ」の枕詞ですから。

「軍隊を持ちたい」と「戦争がしたい」というのは別の思想だと思う。私も火器も扱える訓練された人間の集団としての軍隊は必要だと思うが、それでもって戦争はして欲しくない。戦争をしたがっている奴は率先して前線に行って地獄を見て欲しいかぎりである。

以上、http://www.t3.rim.or.jp/~rryu/nisenise-fuhito/200109.html#2001-09-14 より

「戦争がしたい」と思っていないのなら、何のために軍隊を持ちたがるのでしょうか。

災害時には自衛隊が活動したりしていますが、別に銃や戦車を使って活躍しているわけではないのですから、それが軍隊である必要はありません。軍隊並みの航空機や船舶を装備して、軍隊に近い訓練を行うけれども火器は持たない、災害時救助を専門とするレスキュー隊であっても良いわけです。

戦争をしないという前提で考えた場合、軍備が役に立つ可能性はおそらく一つしかありません。それは威嚇のためです。……いや、もちろん「軍需産業が潤う」という意味で役に立つのは間違いないのでして、それがなかったら実際に軍拡を主張する人々はもっとずっと少なくなるはずなのですが、それはここでは置いておくとして。

実際、威嚇のための軍隊という発想を進めていった結果として、「核開発競争」が起こり「核の傘」がつくられたわけです。「核による威嚇」というと、どこかの海江田艦長を思い出すわけですが、あの理論は面白いと思いました。私は、威嚇としての軍隊という存在はありえるのではないか、と思っていたわけなのです。ですが……その威嚇というのも、実は全く役に立たない可能性があるのではないか、そればかりか逆効果なのではないかと、私は今回の事件を見て思ったわけなのです。

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