2012年1月25日(水曜日)
情報流出事件と放流者
公開: 2012年2月6日0時15分頃
こんな記事が話題に……「〈ニュース圏外〉密かに続くネット流出 さらす側の本音 (digital.asahi.com)」。岡崎市立中央図書館の問題でも活躍された神田大介さんの記事ですね。
ところが、暴露ウイルスが絡んだファイルを根こそぎダウンロードし、閲覧可能にする、つまり「さらす」人がいる。彼らが目ぼしいものを匿名掲示板「2ちゃんねる」などに書き込んで「さらす」ことで、流出の事実が知られる。
ネット社や、同様にウィニーのネットワークを解析してきた日本IBMによると、「さらす側」の中心メンバーはわずか2、3人。うち2人が取材に応じた。
Winnyネットワークでの情報流出事件の裏には放流者、つまり積極的に漏洩ファイルを拡散しようとする者がいるのではないか、ということは前から指摘されていたと思います。今回は、実際に放流者を特定してインタビューしたという話で、非情に興味深いですね。
放流者はごくわずか、というか中心となる人物は2~3人しかいないらしい、というのはちょっと驚きです。そして、漏洩ファイルを金儲けのネタに使っている人がいるという話。どうも犯罪にならないように巧妙に立ち回っているようで、なんともコメントしづらい状況ではあります。
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