2011年10月25日(火曜日)
果しなき流れの果に
公開: 2011年10月30日19時0分頃
読み終わったので。
- 果しなき流れの果に (www.amazon.co.jp)
先日亡くなった小松左京の作品。だいぶ前に買っていたのですが。
序盤と中盤以降で全く違う作品のように読めるのが興味深いですね。最初は、日本の遺跡で謎の砂時計が発見されて……という話なのですが、エピローグ2 (エピローグ1よりエピローグ2のほうが先にある) の後はいきなり宇宙。場面が激しく入れ替わりながら、どんどん観念的な感じになっていきます。この辺りは好みが分かれるところかも……。
ラストでしっかりエピローグ2に繋がる構成はしっくり来るので、途中で混乱しても、最後まで読むとほっとできるという感じですね。
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