2001年11月20日(火曜日)
トンデモなメモ
借りて読んだ「スタイビング教授の超古代文明謎解き講座 (www.amazon.co.jp)」の巻末に載っていたハンコック批判サイトの URL 、そのポータルが春田館 (bosei.cc.u-tokai.ac.jp)。アルジャジーラ関係やハンチントン批判などもありますが、やはりトンデモ本批判の部分が面白いです。
勢いで
そんな勢いで何故か「トンデモ本の世界 (www.amazon.co.jp)」「トンデモ本の逆襲 (www.amazon.co.jp)」を読みかえしてみましたが、「日銀券は悪魔の隠し絵」「世界の支配者は本当にユダヤか」の武田了円氏にあらためて感心しました。何に感心したかと言うと、「トンデモ本の逆襲」で紹介されている質問状です。礼儀正しい年賀状も来たといいますし、本当に礼儀正しい人のようです。「植物は警告する」の三上氏もそうですが、唱えている説はものすごいトンデモなさなのに、非常に好感が持てます。
私の感想としては「トンデモ本の世界R (www.amazon.co.jp)」はイマイチだったのですが、それはこういう愛すべきトンデモさんがいなかったからなのかもしれません。しょっぱなが「戦争論」、次が「買ってはいけない」というのは、かなり殺伐としています。
太陽は熱くない?
ところで、「トンデモ本の逆襲」巻末の武田了円氏とのやりとりにある、「太陽が熱いなら、太陽に近づいても暑くならないのは何故か」のくだりですが、私ならまず最初に以下のような説明を入れます。
高い山などに登って太陽に近づいても……と言いますが、それは本当に「太陽に近づいている」と言えるのでしょうか。地球・太陽間の距離は平均約1億5千万キロメートル。チョモランマの最頂部は標高8850メートル、10キロメートルに満たない高さでしかありません。太陽までの距離はその1500万倍もあります。これは、1.5キロメートル先に置いたストーブに対して0.1ミリメートル近づいたという行為に相当します。
こんな蟻の一歩にも満たない距離で、近づいたもなにもありません。もっと大胆に、たとえば地球を 0.5AU くらい太陽に近づけたら、ちゃんと(?)灼熱の惑星になるはずです。
※ちなみに地球は自転していますから、昼と夜とでは地球の直径(約12700キロ)ぶんだけ太陽との距離差があります。さらに、地球の公転軌道は円ではありませんから、
3秒で意見を変えるやつ
墓場でくろはたさんに「みーはーなだけでは?」と言われてしまったので、ちょっと自己弁護。
『ぼくたちの洗脳社会』第四章 価値観を選択する社会 (www.netcity.or.jp)
ほら、ころころ変わったっていいじゃない。ねっ?
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