option要素
要素名 | バージョン | 開始タグ | 終了タグ | 分類/親 | 中身 |
---|---|---|---|---|---|
option | 2.0, 2.x, 3.2, 4.0, X1.0, X1.1 | 必須 | 省略可 | select, optgroup | (#PCDATA) |
属性名 | バージョン | 属性値 | 既定値 | 備考 |
---|---|---|---|---|
selected | 3.2, 4.0, X1.0, X1.1 | (selected) | #IMPLIED | |
value | 3.2, 4.0, X1.0, X1.1 | CDATA | #IMPLIED | defaults to element content |
label | 4.0, X1.0, X1.1 | %Text; | #IMPLIED | for use in hierarchical menu |
disabled | 4.0, X1.0, X1.1 | (disabled) | #IMPLIED | unavailable in this context |
共通属性 …… %coreattrs;, %i18n;, %events;
optionの解説
select要素の個々の選択肢を表します。
selected属性 を指定するとあらかじめ選択済みの状態になります。select要素に multiple属性が指定されていれば、複数の option に selected をつけることもできます (multiple でないのに複数 selected を指定するとエラーです。エラー処理の方法は未定義で、ブラウザによって異なります)。
label属性を指定すると、選択項目としてそのラベルが表示されます。label 属性がなければ option要素の中身が選択肢として表示されます。
value属性で送信される値を指定します。意外に知られていないような気がしますが、value属性は省略可能で、省略すると option要素の中身が送信される事になっています。ですので、選択肢のラベルと送るべき値が一致している場合には value属性を省略できます。たとえば以下のようなマーク付けがあったとします。
<select name="num">
<option value="1">1</option>
<option value="2">2</option>
<option value="3">3</option>
<option value="0" selected="selected">選択しない</option>
</select>
1, 2, 3 は value属性の値と option要素の内容が一致していますので、以下のようにしても構いません。
<select name="num">
<option>1</option>
<option>2</option>
<option>3</option>
<option value="0" selected="selected">選択しない</option>
</select>
これらの結果は同じになることが仕様的に保証されています。
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