dir要素
※この要素は HTML4 や XHTML1.0 では非推奨とされています。
要素名 | バージョン | 開始タグ | 終了タグ | 分類/親 | 中身 |
---|---|---|---|---|---|
dir | 2.0, 2.x, 3.2, (4.0), (X1.0) | 必須 | 必須 | %list; | (li)+ -(%block;) |
属性名 | バージョン | 属性値 | 既定値 | 備考 |
---|---|---|---|---|
compact | 3.2, (4.0) | (compact) | #IMPLIED | reduced interitem spacing |
共通属性 …… %coreattrs;, %i18n;, %events;
dirの解説
ul要素と同様にリストを作る要素ですが、こちらはディレクトリリストを作ります。ディレクトリリストと言われてもわかりにくいと思いますが、RFC1866では以下のように説明されていました。
The <DIR> element is similar to the <UL> element. It represents a list of short items, typically up to 20 characters each. Items in a directory list may be arranged in columns, typically 24 characters wide.
The content of a <DIR> element is a sequence of <LI> elements. Nested block elements are not allowed in the content of <DIR> elements. For example:
<DIR>
<LI>A-H<LI>I-M
<LI>M-R<LI>S-Z
</DIR>
たとえば 20文字の項目が3列に並ぶような形です。MS-DOS の DIR /W
の表示結果に近いイメージでしょう。
と、このように表示されることが期待されるはずなのですが、ほとんどのブラウザはこのようには表示せず、ul要素と同じように表示してしまいます。このため、dir要素を使うメリットはほとんどありません。
現在、この要素は非推奨となっています。ディレクトリリストを実現するには、ul を使ってスタイルシートで微調整を行って下さい。li要素 に float: left を指定すれば、近いことはできるはずです。
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