自分も似たような事を考えていました。
魔力障壁とでもいうのでしょうか。
ちょうど、あの「エヴァ」に出てくる“使徒”がATフィールドという
特殊な空間障壁であらゆる通常兵器による物理攻撃を無効化していて、唯一同じATフィールドを展開して相手のソレを中和・侵食できる
エヴァンゲリオンならばナイフやパンチでも相手を倒せる、みたいな感じで。
まぁ使徒にもN2爆弾や大電力による陽電子砲等の“力押し”技はある程度
通用していましたが、ほむほむも同様の効果を期待してあの「鬼盛り爆薬トラップ」にいたる“ピタほむスイッチ”を構築したのでしょう。
(RPG-7から88式対艦誘導弾までの攻撃は全て、その“特火点”に押し込む為の手段で、最初からあまりダメージは期待していなかった節も感じられます)
そして何より、「ワルプルギスの夜」がほむらの“攻撃”では決して倒されない理由というので
一番自分的にシックリ来るのは、それがある種の「逆デウス・エクス・マキナ」とでもいう
作劇上のメタな存在だから、というものだったりします(笑)
公開された魔女情報によるワルさんのカテゴリーは……「舞台装置の魔女」。
暁美ほむらにとって“決して乗り越えられない、絶望という名の壁”という、
同じ時を何度も繰り返す彼女の物語(そしてこの作品全体)にとって、
その“折り返し地点”となるべき「舞台装置」としての仕掛け・存在。
それを乗り越えるには、まどかの“願い”が世界のルールを書き換え、
作品の「舞台装置」そのものを覆すしか方法がなかった・・・・みたいな。