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これは「水無月ばけらのえび日記 : CSS2 のバックスラッシュの扱い」に関連するコメントです。
[1429] Re: えび日記 : 「CSS2 のバックスラッシュの扱い」
えむけい (2003年12月24日 9時56分)
何か訂正が入ってるので少々補足。
> IE6ではスタイルシート内に「<!--」や「-->」がいくつあっても閉じていなくても構いません。HTMLファイルの<style>要素だけでなく、CSSファイル内でも「<!--」がルールの区切りとして機能します。
まずこれ自体は100%正当な振る舞いです。CSSの「<!--」や「-->」はコメントのように見えるかもしれませんが、HTMLのコメントとはまったく関係ありません。ルールとルールの間には、空白とまったく同じように、どんな順番でいくつ現れてもかまいませんし、<style>要素内でも独立したCSSファイル内でもまったく関係ありません。
ではどのあたりが「仕様上ヘンな振る舞いとは言い切れない」とかいう自信なさげな【謎】表現につながったのかというと、サンプルの「-->」を空白に置き換えるとIEでも認識されなくなったからです。CSS2では4.2で定めている以外のエラー処理は定義されていないため、
http://www.w3.org/TR/REC-CSS2/conform.html#q3
「a」というrulesetともat-ruleとも解釈できない謎のtokenが出現したときにその部分だけ無視するか全体を無視するかはUA任せではあるのですが、それを言い出すといくつかのサンプルはそもそもエラーなのだからどういう解釈をしようがIEの勝手ということになりますし【謎】セキュリティ上は全体を無視するように振る舞うのが望ましいでしょう。サニタイザー【謎】的には、CSS core syntaxを通らない記述が含まれていたら全部弾く必要があるわけです。
これは「水無月ばけらのえび日記 : CSS2 のバックスラッシュの扱い」に関連するコメントです。
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