おっ
2001年10月16日(火曜日)
おっ
おなじみの(?)戦史研究所 (homepage1.nifty.com)に、『トンデモ本の世界R』掲載記念というのが追加されてますなぁ。唯物論的な戦史研究には好感が持てます。
その『トンデモ本の世界R』ですが、件の項の「(僕もこいつは馬鹿だと思うが)」という意見には、私はちょっと賛成できなかったりします。
日本人みんながこんな風に考えているわけではない、というのはまったくそのとおりですが、それ以前に、そもそもあの運転手氏自身は本気でそのように考えていたのでしょうか? あの言葉はジョーク以外の何物でもないと思うのですが……(というか実際、その後に小林よしのり氏が椅子に沈んでずっこけているコマがあったので、いちおうジョークとしては通じていたのかも)。
それが単なるジョークに思えない人は多いと思いますが、それはおそらく、そのコマに大きく描かれた運転手氏の表情による効果ではないかと思います。実際に運転手氏があんな表情でものを言ったとは思えないのですが。
もっとも、運転手氏がジョークを言う相手を間違えたことは間違いないと思います。政治と宗教に絡むジョークは相手によっては洒落にならないので、サービス業たるタクシー運転手がみだりに言うべきではない……という意味で「馬鹿」だと評するのであれば、それはそれで納得できます。
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