水無月ばけらのえび日記

そうですね、「個人情報」と一言で言っても、個人情報保護法および関連法規で定められている狭義の個人情報なのか、それとも一般の方が思い浮かべるであろう広義の「個人情報(法規上は別モノであるプライバシー情報を含む)」なのか、議論するなり何なりの前に必ず確認し意識合わせする必要があるんですよね(これは個人情報という言葉に限った話ではありませんが)。

民間企業の場合ですと、インシデント発生に伴うマイナスイメージによる損出に対して敏感な(最悪会社が潰れるというのもあり得る)ため、広義としての個人情報を「個人情報だ」と定義して運用しているケースが多いですが、官公庁の場合は法規(内規含む)がポリシーとして全てなので、狭義寄りの運用をする(で、例の現在進行中の件のようになる)ケースが多いのではないかと推測しています。

それと一番大きいのは何かあっても「組織として潰れる事はまずない(日本という国が潰れない限りは存続する)」という事ではないかと。だから「個人情報にあたらないから問題ない」という発言に繋がってしまうんでしょうねぇ……。