「不況は人災です!」へのコメント
「水無月ばけらのえび日記 : 不況は人災です!」について、6件のコメントが書かれています。
[6859] Re:「不況は人災です!」
ロードスターくん (2011年9月5日 7時57分)
お金をどんどん刷ればよいというのは,すなわちマネーサプライを増やすという意味に取るのが第一感です。
そうだとした場合,直観的にはデフレ不況の際にマネーサプライを増やして (加えて利子率を下げて) 市中の貨幣とその流通量を増やすというやり方は正しそうに見えます。
しかしこの考え方は,中央銀行が貨幣発行高を増やしたとしても市中に行き渡らない可能性を考慮していない場合があります。
(いわゆるタンス預金に収まるというケース。利子率が低いから,預金しても銀行までのバス代が掛かる分だけバカらしい,というもの)。
そうすると,単純に貨幣を増額してもこの手の金融政策は景気回復や経済の活性化に効果的とは限らない,ということになります。
[6860] Re:「不況は人災です!」
のぐー (2011年9月5日 18時20分)
そこで財政政策ですよ。
金融政策だけでどうにかしようというのは無理筋です。
そもそも日銀はお金を刷っても、それをタダで市中にばらまくことはできません。
・市中銀行に貸し付ける
・国債を買う
・ドルその他の外貨を買う
ようなことをすることで、日本円が市中に出て行きます。
このうち市中銀行に貸し付ける件は、貸し付けても市中銀行が運用先がなければそれまでです。
ドルを買うのは円高対策になって有効ですが、あんまりやると「為替操作国」のレッテルを貼られて非難されます。
ということになると、国債を買う(国に貸し付ける)くらいしか手はないわけで、そのあと国がどういう金の使い方をするかが問題になります。
[6861] Re:「不況は人災です!」
t (2011年9月6日 1時7分)
クルーグマンなんかも別に単に金をばら撒けというよりも、お金をばら撒き続けることでインフレ期待が起きることを狙うですね。一度に大量にばら撒いてもその後増税などで引き締めることがわかっていれば、誰もお金は使わずにとっときますね。だから、いまの内閣の増税決定なんていうのは不況からの脱却からいうと最悪の政策です。多少お金をばら撒いても増税がまっているので消費には向かわず、溜め込まれるだけに終わるでしょうし、ドルやユーロに対して財政がよくなるだろうと思われることで余計円高に拍車がかかってデフレが進むでしょう。
[8409] 未承認メッセージ (投稿元:31.184.238.9)
WKoKuLLCakscFsf (2013年6月25日 14時32分)
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