「デフレの正体」へのコメント
「水無月ばけらのえび日記 : デフレの正体」について、4件のコメントが書かれています。
[6814] Re:「デフレの正体」
のぐー (2011年8月21日 22時37分)
その本に対する反論。
http://nando.seesaa.net/article/168053526.html
http://nando.seesaa.net/article/182434394.html
わたしゃこのnando氏の言ってることのほうが正しいと思う。
[6819] Re:「デフレの正体」
ばけら (2011年8月22日 11時7分)
コメントありがとうございます。
>http://nando.seesaa.net/article/168053526.html
>http://nando.seesaa.net/article/182434394.html
>わたしゃこのnando氏の言ってることのほうが正しいと思う。
正直なところ、私にはこの方の主張はよく分かりませんでした。こう書かれているのですが、
> 著者はこう言う。
>「高齢者が貯蓄ばかりして、若い世代が消費しないから、景気は悪化した。だから高齢者から若い世代へ所得とを移せば、景気は回復する」
本書の主張は「若い世代が消費しないから」ではなく若い世代そのものが減ったというものですし、所得移転は景気回復のための施策の一つであって全てではないというスタンスですから、少し的を外しているように思います。
以下のような批判をされていますが、
>日本が不況なのは、高齢者が貯蓄ばかりして、消費しないからではない。高齢者が貯蓄した金を、企業が投資しないからだ。そして、企業が投資しないのは、総需要(消費)が縮小しているからだ。
本書では、高齢者富裕層の貯蓄はマクロ経済学上の貯蓄ではない (だから投資には回らない) という主張をしています (p102あたり)。また、総需要の減少はまさに本書の主題であって、その原因を生産年齢人口減少だとするのが本書のメインの主張です。
そういったわけで、nandoさんの書かれていることは、本書への反論にはなっていないように思いました。
とはいえ、私も本書が正しいと思っているわけではないので (むしろ怪しいと思い始めている)、的を射た批判は読みたいです。本書への批判は多数あるようで、批判リンク集などもまとめられているようなので、他の方々が書かれていることを一通りチェックしておきたいと思います。
[6820] Re:「デフレの正体」
ばけら (2011年8月22日 11時17分)
>はじめてコメントします。松尾匡氏の『不況は人災です!』(筑摩書房)あたりの併読をお勧めします。
コメントありがとうございます。こちらの本ですね。
http://www.amazon.co.jp/dp/4480864032/
機会があればチェックしてみたいと思います。
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