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「究極のエコ? ピンポン球水力発電」へのコメント

[7022] Re:「究極のエコ? ピンポン球水力発電」

eiiji (2011年12月21日 20時21分)

この発明はエコ発電の原点かもしれない。

使われたピンポン玉に浮力がある。しかし、それは水中でのこと。空間ではパチンコ玉+ピンポン玉の重さでがあり、1メートルの高さから水面に落とすと10センチは沈んでから浮き上がる。だから、落下地点に斜めの板を置けば簡単に上昇タワーに誘導できるはず。

さらに、上昇タワーは密封であるため落下タワーの水位が常に保たれる。石油ストーブの石油がタンクから漏れないのと同じ原理だ。さらに、落下タワーの水面に玉が落ちたとき玉の体積分だけ一時的に水面があがるが、水面の少し上に弁をつければよい。というわけで、水の補給は落下弁から飛び散る分で、ほんのわずかだ。だから、水の補給によって稼働しているのではなく、単なる水力発電の部類とは全く違う。ただ、上昇タワーの上部で玉が排出するなど玉の循環に際し上昇タワーの圧力が変動するが、それを防ぐために上昇タワーの途中に複数の弁をつけたのだ。

この発明は原理的に、まことにすばらしい。弁理士も、審査官もよくぞ読み解いたと思う。

ただし、この装置で大規模発電するには、浮体化した巨大なおもりを作りそれ高所から落下させなければならない。大規模発電はとても無理だろう。

[7023] Re:「究極のエコ? ピンポン球水力発電」

eiji (2011年12月22日 0時31分)

先の投稿、少し訂正する。玉が落下したときの水面上昇に関する部分が違っていた。

この発明はエコ発電の原点かもしれない。

使われたピンポン玉に浮力がある。しかし、それは水中でのこと。空間ではパチンコ玉+ピンポン玉の重さがあり、1メートルの高さから水面に落とすと10センチは沈んでから浮き上がる。だから、落下地点に斜めの板を置けば簡単に上昇タワーに誘導できるはず。

さらに、上昇タワーは密封であるため落下タワーの水位が常に保たれる。石油ストーブの石油がタンクから漏れないのと同じ原理だ。さらに、落下タワーの水面に玉が落ちたとき玉の体積分だけに水面が上がると思うかもしれないが、玉が落ちる圧力がそのまま上昇タワーの上部空気を圧縮するだけ。と言うより、その空気は上昇タワーの水すべてを支えていたのでもともと低気圧になっていたからほとんど影響はない。かりに圧縮されたとしても、上昇タワーの弁によって押さえられ逆流しない。というわけで、水の補給は落下時に飛び散る分で、ほんのわずかだ。だから、水の補給によって稼働しているのではなく、単なる水力発電の部類とは全く違う。ただ、上昇タワーの上部で玉が排出するなど玉の循環に際し上昇タワーの圧力が変動するが、それを防ぐために上昇タワーの途中に複数の弁をつけたのだ。

この発明は原理的に、まことにすばらしい。弁理士も、審査官もよくぞ読み解いたと思う。

ただし、この装置で大規模発電するには、浮体化した巨大なおもりを作りそれを高所から落下させなければならない。大規模発電はとても無理だろう。

[7049] Re:「究極のエコ? ピンポン球水力発電」

ばけら (2012年1月3日 23時13分)

議論にならないと思うので、簡単なツッコミだけ。

>水の補給は落下時に飛び散る分で、ほんのわずかだ。

 もしそうなら、覆いを付けるなどして飛び散らないようにすれば良いのではないでしょうか。

 もっと言うと、これがほんとうに「わずか」であって作り出されるエネルギーのほうが上回るというなら、この装置が作り出した電力でポンプを動かして飛び散った水を回収し、上に戻す仕組みを作ることが可能なのではありませんか。

# 実際には、これらはいずれも、実現しようとすると動かなくなるはずです。

>ただし、この装置で大規模発電するには、浮体化した巨大なおもりを作りそれを高所から落下させなければならない。大規模発電はとても無理だろう。

 この装置がほんとうに役に立つなら、小さい装置を大量につなげてクラスタにすれば良いでしょう。

 もちろん、実際にはこの装置は単なるインテリアなので、クラスタにしても意味はありませんが。

[7051] Re:「究極のエコ? ピンポン球水力発電」

eiji (2012年1月4日 13時13分)

そうですか。議論になりませんか。

重力の加速度というエネルギーを利用したことがすばらしいと思うのですがね。それに、上昇タワーの水が常に上に持ち上げられた状態なので、玉の落ちる衝撃は即上昇タワーに吸収されると思うのです。

私も十年ほど前から、浮体化処理をした球体を使った実験を繰り返していますが、上昇タワーを密閉すれば低圧に保てて玉の体積が吸収されることに思いが及ばずじまいでした。

ということで、実用・・・というのは言い過ぎかもしれませんが、加速度利用とか、密封タワーのことなどは、何か自然力利用への道が開けるような気がしてならないのです。

[7057] Re:「究極のエコ? ピンポン球水力発電」

ばけら (2012年1月6日 0時19分)

>重力の加速度というエネルギーを利用したことがすばらしいと思うのですがね。

 それは非常によくある誤解です。

 永久磁石から無限のエネルギーを取り出すことができないのはわかりますか? くっつこうとする力からエネルギーが取り出せそうに見えますが、一度くっついてしまったら、引き離すためにエネルギーを与えなければなりません。引き離すのに使ったエネルギーよりも大きなエネルギーを取り出すことはできません。重力も同じです。

 中学の理科で「位置エネルギー」「運動エネルギー」という概念を学習されていないでしょうか。単に位置エネルギーが運動エネルギー、あるいはその逆に変換されているだけで、新たにエネルギーが生み出されているわけではないと習っていませんか。

 件の装置では、人間が外部から水を補給することで位置エネルギーを補っています。その位置エネルギーを使って、わざわざいったん水よりも軽い球体を持ち上げて、それで発電しています。球体介すことで仕組みが複雑になっていますが、エネルギー源は水の位置エネルギーです。つまりは水力発電です。

>私も十年ほど前から、浮体化処理をした球体を使った実験を繰り返していますが、

 eijiさんは永久機関詐欺に騙されそうになっている被害者もしくは予備軍ではないかと思っていたのですが、研究されている側だったのですね……。

 磁石、重力、浮力を利用した永久機関は過去に何度も考えられてきています。そして、そのたびに失敗し、なぜ動かないのか、その理由が考えられてきています。その結果として今があります。まず、過去にどんな仕組みが考えられてきたのか、そしてそれらがなぜ駄目だったのか、先人のチャレンジを学ばれてはいかがでしょうか。

 たとえば以下は参考になると思います。

Wikipedia 永久機関

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B8%E4%B9%85%E6%A9%9F%E9%96%A2

永久機関への挑戦--エネルギー保存則への道

http://homepage3.nifty.com/iromono/kougi/ningen/node40.html

>上昇タワーを密閉すれば低圧に保てて玉の体積が吸収されることに思いが及ばずじまいでした。

 浮力は水の圧力に由来するものです。仮に上昇タワーの水を十分に低圧にしたなら、浮力が減少して球体が持ち上がらなくなります。

 球体より水のほうが重ければ、球体は浮きますが、落ちてきた球体が水面を十分に上昇させることができません。

 球体より水のほうが軽ければ、落ちてきた球体が水面を十分に上昇させることができますが、球体は浮きません。

 どちらにしてもダメだということに気付いてください。

 水圧を調整しても、重さを調整してもだめです。そういう問題ではないのです。

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