私のおウチはHON屋さん
2011年2月2日(水曜日)
私のおウチはHON屋さん
公開: 2011年2月14日18時30分頃
そろそろシーズンということで、Amazonで「超立体マスク 花粉用 (www.amazon.co.jp)」を注文したわけですが、せっかくだからついでにテキトーなマンガでも買っておこうかと思い、オススメされていたものを購入してみました。それがこれ。
- 私のおウチはHON屋さん 1 (www.amazon.co.jp)
- 私のおウチはHON屋さん 2 (www.amazon.co.jp)
実はちょっと急いでいたので、レビューとか説明とかはあんまり見ないで買いました。配達あかずきん (www.amazon.co.jp)みたいな感じで小学生書店員が活躍する話なのかなと思っていたわけですよ。
で、会社宛に送っておいたのが今日届いたのですが、開封してビックリ。Amazonの表紙写真には帯が付いていませんでしたが、出てきた品物にはしっかり帯がついていました。その文句がこれです。
成人向けの小学生。
未成年の女の子、成人相手にHなお仕事超がんばる!
ギャーッ! なんだこれ!!
思わず周囲を見回してしまいましたが、午前中に届いたのが幸いして目撃者はほとんどおらず。滝のように汗が流れたりしつつも、でもAmazonで注文したとき18禁って言われなかったしなぁ、と思い起こして、おそるおそる読んでみました。
……ぜんぜん18禁な内容ではありませんでした。
主人公の中沢みゆは小学五年生の少女ですが、生家が本屋で、そのお手伝いをしています。ただしそのお店は、成人向け書籍専門の「とっても恥ずかしい本屋さん」。家は父子家庭でバイトもおらず、父が出かけると店番をさせられるのですが、「こんなお店で店番したくない!」と叫ぶ毎日。……と、こんな設定です。タイトルの「HON屋さん」は、「本屋」と「H本屋」をかけているのでしょう。
というわけで舞台はあからさまなエロ本屋なのですが、内容としては純粋なコメディで、その手の絵やシーンは皆無です。作中にエロ本は大量に出てきますが、表紙絵もコメディタッチなので大丈夫。
面白いのは、主人公のみゆがエロ本を「恥ずかしい」と思いつつ、書店員としてのプロ意識をしっかり持っているということ。ポップも書きますし、しっかりした商品知識もあって顧客にも信頼されています。学校帰りに、つい商品の配置を考えてしまったりもします。でも恥ずかしいという。
というわけでべつに18禁でもないし、面白かったです。しかし、この帯のアオリ文句は……。書店で手に取っていたら絶対に買わなかったと思うので、よく見ないでAmazonで買ったのはある意味正解だったかもしれません。
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