岡崎市立中央図書館事件とマスコミ
2011年1月25日(火曜日)
岡崎市立中央図書館事件とマスコミ
公開: 2011年2月8日17時10分頃
こんな記事がでていますね……「パネルディスカッションネット時代の情報拠点としての図書館─ “Librahack” 事件から考える─ (www.libra-sc.jp)」。かなりの分量で読み応えがあります。
個人的に気になったのは、このあたりの視点。
ある新聞社は、すでにこの事件のことを新聞で大きく取り扱っておきながら、自社のウェブサイトでは「えん罪」という言葉を使って、まるで初めて知ったかのような報道していました。にもかかわらず、三河版では実名を報道をしています。まるで筋が通っていないわけで、できれば謝罪記事を書いてほしいと思います。
これは具体的には「サイバー攻撃えん罪も……図書館システム不具合」という記事を出した読売新聞を指しているのだろうと思います。
この事件では、良い面でも悪い面でもマスコミの影響力やあり方というものを考えさせられました。以前も書きましたが、その朝日新聞の記者である神田さんがTwitterでいろいろ述べられていて、こんなこともおっしゃっています。
ここではマスコミの話をしていますが、誤情報発信の可能性という意味では、ブログやTwitterでの発言にも同じ危険性はあるはずで、あまり他人事ではないと思っていますが。
※しかし、「えん罪」報道記事の末尾にちょこっと謝罪があるだけでだいぶ印象が違うのでしょうにね……。
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