配達あかずきん
2009年5月26日(火曜日)
配達あかずきん
更新: 2009年5月27日0時25分頃
読み終わったのでメモ。
- 配達あかずきん - 成風堂書店事件メモ (www.amazon.co.jp)
書店ミステリ? 読者の知らない情報がないと結論を導き出せないパターンが多く、推理ものとしてはややアンフェアな感じもありますが、面白いからいいかなと。実在する本の話がたくさん出てくるのも良いですね。以下、一口メモ。
パンダは囁く
謎の暗号。いやー、これは何のことかすぐに分かりますよね? 何故分からないのかと、やきもきしてしまったり。しかし、意味が分かってもそれだけでは解読できないのであった……。
以下、ネタバレ気味ですが出てきた本をメモしておきます。
- あゝ野麦峠 (www.amazon.co.jp)
- 上杉鷹山 (www.amazon.co.jp)
- いま、会いにゆきます (www.amazon.co.jp)
- 葉桜の季節に君を想うということ (www.amazon.co.jp)
- 電車男 (www.amazon.co.jp)
- 熊野古道 (www.amazon.co.jp)
- 透明な檻 (www.amazon.co.jp)
- ダレカガナカニイル… (www.amazon.co.jp)
- 殺人鬼 (www.amazon.co.jp)
- ひとごろし (www.amazon.co.jp)
- 脱出 (www.amazon.co.jp)
標野にて 君が袖振る
これも、意味は分かるけれど情報不足で結論にたどり着けないタイプの話。最後の展開はちょっとびっくり。
配達あかずきん
表題作。これは面白い話ですが、やや腑に落ちない点も。まず、被害者の行動。人に見られたくない写真なのでしょうに、騒いだら見せざるを得なくなる……というか実際見せていると思うのですが、普通なら平気で見せられる写真ではないように思うわけでして、この辺りの心理がよく分かりません。あと、犯人の行動。べつに人を殺すほどの事じゃないですよね。
とはいえ、話としてはいちばん面白く、楽しめました。
六冊目のメッセージ
出てきた本。
宙 の旅 (www.amazon.co.jp)- 散策 ひと里の花 (www.amazon.co.jp)
- ダヤンのスケッチ教室 (www.amazon.co.jp)
- 民子 (www.amazon.co.jp)
- 夏への扉 (www.amazon.co.jp)
……全敗ですよ。orz
ディスプレイ・リプレイ
「トロピカル」は架空のコミックでしょうが「ワンピース」がモデル? これも微妙に動機が理解しがたい話。ふつうに言えばいいのに。
※このすぐ下にいっぱい画像が出そうな予感。:-)
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