「間違った」spam対策
2004年2月17日(火曜日)
「間違った」spam対策
「半数の人が間違ったスパム対策をしている」--シマンテック調査 (japan.cnet.com)。
スパムによる影響が深刻化する一方で、間違ったスパム対策を行っている人が多いことも明らかになった。メールに書かれたURLにアクセスし、拒否の意向を伝える人が24.6%、メール内にある宛先に拒否する旨を書いたメールを送る人が21.9%いるという。「これらの方法はアドレスが実際に利用されているものだと相手にわかってしまうので、絶対にやってはいけないことだ」(インフォプラント カスタマーサポート部 カスタマーサポートグループ マーケティングリサーチャーの松澤治三氏)。
以上、CNET Japanの「半数の人が間違ったスパム対策をしている」--シマンテック調査 より
「やってはいけない」と言われますが、そのようにすることが法令で定められているのですから仕方ないでしょう。特定商取引に関する法律施行規則 (www.meti.go.jp)では
消費者が、受信拒否の通知を行う場合には、広告メール中に表示されている受信拒否の連絡を行うためのメールアドレス宛に、以下の事項を通知して下さい。
ⅰ)受信を拒否する自己の電子メールアドレス(いわゆるFrom欄への表示で可)
ⅱ)受信を拒否する旨(受信を拒否する内容及び期間について特に希望がある場合にはその旨)
以上、省令改正の概要(PDF) より
とされているわけですから。
もちろん、この施行規則自体に問題があるという意見には同意します。
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