水無月ばけらのえび日記

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戦争は「悪」ではない

2001年11月5日(月曜日)

戦争は「悪」ではない

更新: 2003年12月4日

で、墓場に書いた話ですが、どうしてこんなあたりまえの事を? というのが私の感想です。全ての戦争は「正義」であると断言しても良いと思います。何故って、「悪」のための戦争なんてのは国際的にはもとより、国内でも誰にも支持されないからです。たとえ専制政治が行われていたとしても、支持者が一人もいない状態で戦争が行われることは絶対にありません。あえて断言しますが、全ての戦争は「正義」のために行われます。例外はありません。

※ちなみに、これは国家を挙げて行われる「戦争」の話であって、個人レベルの「テロ」はまた別。国際テロ組織のような規模になると、国家と同じことが言えたりしますが。

第二次大戦のナチス・ドイツの思想などは狂気のように思われているかもしれませんが、私はそうは思いません。ヒトラーの目指した、優れたアーリア人国家建設のための優性思想は、(共感できるかどうかはともかく)理性的に理解可能なものです。実際、それを理解し共感する人がいなかったのなら、国を挙げてユダヤ人狩りを行うことなど出来はしなかったでしょう。

日本の場合も同様です。15年戦争は、当初の開戦のいきさつはともかくとして、少なくとも表向きはアジア解放、八紘一宇の理想社会を目指した崇高なものとされていたのでした。国民や兵士たちは、この崇高な目的に向かって行ったのです。自分たちの行為を「開放」ではなく侵略や虐殺だと思っていた兵士は、いたかもしれませんが多くはなかったでしょう。※って、いたとしても、言えなかったけど。

ついでに言うと、原爆投下は、その悲惨な戦争を終わらせるためのもので、これまた「正義」に基づいた行動でした。

……で、その結果どうなったかというと、これはまあ言うまでもないわけで。

歴史を学ぶのは、過去の事実について、過去の人がどう考えていたかを学ぶことなのである」というのは例の扶桑社の教科書の前書きの一説ですが、このように考えてみると、この前書きの持つ意味が良く分かると思います。

※2003-12-04 追記 : はっきり書いてしまうと、「過去の人がどう考えていたか」という観点に立てば「当時の人はこのように戦争を支持した」ということがいくらでも出てくるわけで、いくらでも戦争を美化できるということです。むしろ後世から見て「間違いだった」と思えるようなことを繰り返さないために歴史を学ぶ必要があるのだと、私は思っています。

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