2012年4月20日(金曜日)
ファイアーエムブレム覚醒
公開: 2012年5月13日21時40分頃
昨日出ていたので購入していましたが、プレイする時間がなかったので実質今日スタート。
- ファイアーエムブレム覚醒 (www.amazon.co.jp)
ファイアーエムブレムシリーズはSFCの「聖戦の系譜」で止まっていたので久々。
ソフトを挿して3DSのメニューから選択すると……まさかのレベルアップ音でずっこけ。いや、ここはもっと他の音があると思うのですが……。
難易度選択ができるのですが、デフォルトのノーマル・カジュアルを選択。カジュアルモードは、戦闘中にやられても死亡扱いにならず、戦闘終了後に復帰するというぬるいモードです。また、毎ターンセーブもできるようです。
開始するといきなりキャラメイクになって焦りました。顔や髪の色などを選んだ後で得意能力と苦手能力を選ぶのですが、少し考えて守備得意、技苦手に設定。ファイアーエムブレムは守備力が重要なゲームなので、まあこれで問題ないはず。
以下気づいた点など。
- 序盤はムービーに次ぐムービー。ファイアーエムブレムってこういうゲームでしたっけ。逆に戦闘中の会話は少ないようです。
- ユニットが見づらいかも。特に3章で敵ユニットの弓兵と斧兵が似ていてスミアが……。
- 増援が出た直後に動かないという親切設計 (これは難易度ノーマルだから。ハードだといきなり動いて殺されます)
- いわゆる無音レベルアップがないっぽい。いずれかの能力が上限に達していない限り、何かは上がるようです。内部的に判定し直しているのでしょうか。
今回、新しいシステムとして「デュアル」というものがあります。デュアルには以下の三種類の効果があります。
- デュアルサポート : 味方が隣接していると命中・回避・必殺回避・必殺などの確立がアップする。隣接している人が多いほど、支援レベルが高いほど強力。
- デュアルアタック : 隣接した味方が一定確率で追加攻撃を行う。支援レベルが高いほど確率が高い? 追加攻撃は射程に関係なく発動するので、壁越しの弓攻撃に剣のデュアルアタックが出ることもあります。命中判定やダメージ判定はちゃんとやっているので、ミスしたり弾かれたりすることもあります。
- デュアルガード : 攻撃を受けたとき、隣接した味方が一定確率で攻撃を無効化。防御力や弱点は関係なく無効化するので、アーマーナイトへの攻撃をシスターがガードしたり、弓攻撃をペガサスナイトがガードしたりするシュールな光景も。元々の命中やダメージがゼロでも発動します。
つまり密集していると有利だということです。さらに、「ダブル」というものもあります。
- あるキャラの隣で別のキャラが「ダブル」コマンドを実行すると、同じマスに二人が入ってダブル状態になり、二人一組で行動するようになります。「ダブル」コマンドを選ばなくても、移動先にキャラのいるマスを選択した場合は自動的にダブルを実行してくれます。……が、これはあくまでショートカット操作なので、以下のような問題があります。
- 移動先キャラの隣に空きスペースがないと実行できません (隣に移動→「ダブル」、のショートカットなので)
- 移動させようとしているキャラが杖ユニットで、移動先キャラのHPが減っている場合、ダブルよりも杖の使用が優先される。これはたまに暴発してひどい目に遭います。
- ダブル状態では、行動できるキャラはメインの一人だけです。最初からいたキャラがメイン、コマンドを実行した側がサポートとなります。そしてなんと、サポートキャラは一切攻撃を受けません。
- サポートするキャラの兵種、能力値、支援レベルによって、メインキャラの能力値が上がります。たとえばアーマーナイトなら力と守備が、ペガサスナイトなら技と早さが上がります。
- 移動力や移動コストはメインキャラのものになります (サポートの兵種によっては移動力が上がる場合があります)。メインキャラが飛行ユニットの場合、サポートキャラが飛行でなくても空を飛んで移動できます。
- 「交代」コマンドを選ぶと、メインとサポートを交代することができる。移動→交代→行動、という順に操作できるので、移動先で交代してから攻撃することが可能。逆に、交代してから移動することはできません。
- 「人交換」コマンドで、別のキャラにサポートキャラを渡したり、サポートキャラを交換したりできます。
- 「降ろす」コマンドでサポートキャラを隣のマスに降ろすことができます。交代→降ろすも可能。降ろすと、降ろした側も降ろされた側も行動終了扱いになります。
ダブルによる能力上昇は非常に強力で、特にアーマーナイトやグレートナイトをサポートにすると守備が上がるのが大きいです。サポートキャラが初期レベル、初期支援レベルでも4~5ポイントくらい上がります。ペガサスナイトとアーマーナイトをダブルにして運用すると、お互いの弱点を補って良い感じです。
- ペガサスナイトは力や守備力が低く、アーマーナイトの素早さが低いという欠点がありますが、サポートによる能力上昇で補えます。
- 普段はペガサスナイトをメインにして行動。これでアーマーナイトの移動力の低さを補えます。
- 弓兵に囲まれた場合、アーマーナイトをメインにすればペガサスナイトは攻撃されません。
また、「人交換」「降ろす」などをうまく使うと、一人で移動するよりも遠くまで移動できたりするメリットがあります。使い方次第でいろいろなことができて奥が深いです。
こんなダブルにも欠点があって、それは純粋に人数が半減するということ。二人がそれぞれ行動した方が良い場合もあります。特に、拠点を防衛するような場合、人数が減ると防衛ラインを作利切れなくなる場合があります。ダブルから戻すこともできますが、「降ろす」コマンドを使うと、そのターンは他の行動ができなくなってしまいます。エースキャラがダブルになっていると、なかなか戻す暇がありません。暇なキャラがいれば、「人交換」で受け取ってそのまま「降ろす」を実行するという技もありますが。
とまあ、こんな感じで、デュアル・ダブルによってかなり奥が深いものになっているのではないでしょうか。
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