2011年7月26日(火曜日)
魔法少女まどか☆マギカ ブルーレイディスク 4巻
公開: 2011年7月31日13時45分頃
届きました。
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さやか大活躍の回、そして魔法少女とは何かが完全に明かされる回でもあります。考えさせられることが多い回でもありますね。
いきなりソウルジェムを放り出すシーンから始まります。ソウルジェムが魔法少女の命そのものであること、身体から離れると大変なことになることが発覚した直後です。普通ならば、ソウルジェムを肌身離さずに身につけていようとするでしょう。かつて「後悔なんてあるわけない」と言っていたはずのさやかは、この時点でもう自暴自棄になりつつあります。
本当に冷静に考えると、ソウルジェムが本体だというのは大した問題ではないように思えるのですねむ。傍目には見分けがつかないわけですし、何か身体の機能として問題があるわけでもないでしょう (実は魔女化するという大問題があるのですが、それはこの時点では明らかになっていません)。外部から身体をコントロールしているといっても、たとえば心臓ペースメーカーのようなものだと思えば、受け入れられないほどではないと思います。
ただ、本人が受け入れられればそれで良い、というわけにいかないのが問題です。さやかの場合は特にそうでしょう。身体の問題以前に、魔法少女であることが発覚すれば、何故そうなったのかという話を避けて通れなくなります。ブックレットの四コマネタにもされている「ゾンビだもん」のシーンでも、さやかは口では身体の問題しか言っていませんが、実はもっと根本的な問題点があって、本人もそれに気付いているのでしょう。
そういった諸々は、もはや割り切って行くしかありません。それをしてきた杏子、できないさやか、という対比が教会のシーンではっきりと描かれます。他人に嘘をついたり、フェアでないことをしたりできない、それでいて自分には嘘をつくのがさやか。
そして破滅的な戦闘から電車のシーンへと……。
どうでも良いのですけど、駅舎の造形や線路の分岐の雰囲気が「ゆりかもめ」に似ていますね。ゆりかもめは鉄道ではありませんが。
今回も作画修正はかなり入っているようです。特に、8話ラストでキュゥべぇが目を細めるシーンが修正されていて、またしてもオーディオコメンタリーの内容と食い違ってしまったという。インキュベーターは人間の価値観を持ち合わせないはずなので、修正後のほうが妥当だとは思いますが。
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