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2010年12月14日(火曜日)

警察の過剰な活動による萎縮効果

公開: 2010年12月23日17時0分頃

やはり起きていた刑事的萎縮効果による技術停滞 岡崎図書館事件(13) (takagi-hiromitsu.jp)」。客観的に見て故意の攻撃とは思えないアクセス者を警察が逮捕勾留すれば、技術者が萎縮して同種のサービスを「自粛」するのではないか……という議論はずっと出ていましたが、その実例があったというお話ですね。まあ、そりゃそうでしょう。

この例では個人が自主的にサービスを取りやめたようですが、組織から圧力があったりするケースもありますしね。

スラッシュドットでは、匿名の方が

悪質と疑われて当然の事例だ。当然逮捕もされるわな。

それでクローラ技術を萎縮させるだと?笑わせるな。

以上、http://slashdot.jp/comments.pl?sid=515262&cid=1866850 より

……などという力強いコメントを書き込まれていたりもしたようですが、おそらく、この手の事件で圧力を受けた経験をお持ちでない方なのでしょう。ある意味うらやましいです。

関連する話題: セキュリティ / 岡崎市立中央図書館事件 / librahack

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