水無月ばけらのえび日記

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2009年6月24日(水曜日)

大東京トイボックス4

公開: 2009年6月26日1時15分頃

クソゲーといえば……?

これまた出ていると言われて購入。

大型タイトルの発売日って他社におおきな影響を及ぼすのですよね。ドラクエの延期も迷惑なんだろうなぁ。

関連する話題: マンガ / 買い物 / 東京トイボックス

社長自ら「黄金の絆はクソゲー」

公開: 2009年6月25日23時55分頃

我々はプロ意識がなかった――ジャレコ加藤社長が語る同社の過去と未来 (ascii.jp)」という話が。

黄金の絆 (www.amazon.co.jp)」の話が興味深いです。

―― 最新タイトル「黄金の絆」についても「クソゲー」と思われていますか。

加藤 まあ、クソですよね。あれをクソと言わずして、何をクソと言うのかってことです。上品に「よくがんばってくれました」なんていうのはウソでしかないですよ。

といっても、それは開発会社のせいにしているわけではなく、結局は「自分たちもクソ」だし、それを世に出してしまった自分こそクソだったんだと思っています。

以上、我々はプロ意識がなかった――ジャレコ加藤社長が語る同社の過去と未来 より

社長自ら「クソゲー」であることを肯定!! セールス低下の要因になりかねないのに、潔く肯定する態度には好感が持てますね。

各所の評判や動画などを見る限りでは、音楽、グラフィック、シナリオといった要素自体はそれほど悪くもないようです。ただ、ローディングが異様に長いとか、敵が突然わき出してくるとか、敵が棒立ちとか、ボスの動きが全部一緒とか、当たり判定が見た目どおりでないとか……要するに、プログラミングの部分が力不足だったという話のようなのですね。

プログラムって、ぱっと見では動いているように見えても、実は見えにくいところで動作が変だったりすることが結構あります。これはゲームに限らない話で、Webアプリもそうですね。正常系はいちおう動くけれども異常系が駄目すぎるとか、想定外の値を入れたら死んでしまうとか、良くある話です。

こういう隠れた部分の品質は見えにくいので、開発会社の力量をはかるのも難しくなります。品質は良く分からないので、単に金額が安いところが選ばれることになったりして……。最近はどうも低価格・低品質の開発会社がかなり増えているような気がするので、そこは注意したいと思いつつも、やっぱり金額重視になるのが現実だったりとか。

ある意味、発注側の力量が試されるわけで、やっぱり発注側がしっかりしていないと駄目なのかもしれないですね。

―― なぜそこまでの「クソゲー」になってしまったんですか。

加藤 要はプロ意識がまったくなかったということですよね。満足いかないクオリティのまま世に出そうとしてしまう生ぬるさが原因です。当初の計画から半年遅れで進行して、それであのレベルですよ。こちらは数億円の投資をしているわけですから、それを何に使ったんだコノヤロウということになる。

以上、我々はプロ意識がなかった――ジャレコ加藤社長が語る同社の過去と未来 より

たいていの場合、プロジェクトが大幅に遅れると、その分品質が高くなる……ということはなくて、むしろ逆です。大幅に遅れるということは、プロジェクトの根本的な部分で何か問題が起きている事が多いので、成果物の品質も低い場合が多いです。

……とか、とか。

関連する話題: ゲーム

みなみけ7

公開: 2024年4月25日18時5分頃

出ていると言われて購入。

なんか見たことあるエピソードばっかりだったような気がするのは気のせいではないのだろうなぁ。DVD付き限定版 (www.amazon.co.jp)というのも存在するらしいですが未確認。

※ところで、76ページのチアキのエピソードは実際にあった裁判例で、「たぬき・むじな事件」として知られています。「その地方でむじなと呼ばれていた」からではなくて、「全国的にたぬきとむじなは異なると認識されていた」ことが認定されて無罪となった事例です。類似のものに「むささび・もま事件」というものもあるのですが、こちらは「その地方で呼び名が違うというだけでは駄目」ということで有罪なのですね。

関連する話題: マンガ / 買い物 / みなみけ / 法律

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