2006年12月25日(月曜日)
IPAテラカワイソス
もういちど「ソニー病」4――屁のつっぱり (facta.co.jp)。
さて、「ケータイWatch」のサイトでも弊誌報道に対するソニーの否定談話が載った。こちらは「FACTA」の名すら出していないし、弊誌に電話さえしない一方的なものだが、独立行政法人「情報処理推進機構」(IPA)の談話を載せている。
フェリカの暗号が破られたという情報が持ち込まれたとする弊誌報道に「持ち込まれたのは事実。ただ、IPAはソフトの脆弱性は受け付けているが、ハードについては対応する権限、および検証能力がない」などとわけのわからないことを言っている。「半分事実で半分事実無根」とはあきれて口がきけない。半分無責任、とでも言ったほうがいい。
わけがわからないですか。そうですか。orz
「情報セキュリティ早期警戒パートナーシップ」は物理デバイスの耐タンパ性の話なんてのは全く想定していませんし、そんなのが vuln-info に送られてきても不受理になるだけでしょう。
……しかしふと、この届出制度がまだ無かった頃に、ウェブアプリケーションの脆弱性を JPCERT/CC に持ち込んでいた人がいたことを思い出したりして。
関連する話題: IPA / 情報セキュリティ早期警戒パートナーシップ
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