samp要素
要素名 | バージョン | 開始タグ | 終了タグ | 分類/親 | 中身 |
---|---|---|---|---|---|
samp | 2.0, 2.x, 3.2, 4.0, X1.0, X1.1 | 必須 | 必須 | %phrase; | (%inline;)* |
共通属性 …… %coreattrs;, %i18n;, %events;
sampの解説
サンプルを表します。主に、プログラムやスクリプトなどの出力サンプルをマークアップするのに用います。プログラムコードそのもののサンプルは、この要素ではなく code要素としてマークアップするべきでしょう。
HTML4 では、この要素の説明は以下のようになっています。
SAMP:
Designates sample output from programs, scripts, etc.
以上、HTML4.01 9.2.1 Phrase elements: EM, STRONG, DFN, CODE, SAMP, KBD, VAR, CITE, ABBR, and ACRONYM より
ずいぶんあっさりした説明ですが、プログラムやスクリプトなどのサンプル出力を示すことになっています。
しかしこれ、実は RFC1866 では以下のように説明されていました。
The <SAMP> element indicates a sequence of literal characters, typically rendered in a mono-spaced font. For example:
The only word containing the letters <samp>mt</samp> is dreamt.
一連のリテラル文字列を示すなどと言っていますが、プログラムの出力とは一言も言っていませんし、例を見てもプログラムとは無関係です。
なんだかよくわかりませんが、まあ RFC1866 は破棄されていることですし、HTML4 で言っていることを信じておけば問題ないでしょう。
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