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これは「水無月ばけらのえび日記 : 視点を変えると浮力の正体がわかりやすくなる」に関連するコメントです。
[8822] Re:「視点を変えると浮力の正体がわかりやすくなる」
eiji (2016年1月17日 7時30分)
あなたのおっしゃる「物が浮くという現象が意外に分かりにくいもの」とはどういうことでしょうか。ものが浮くなんて、とてもわかりやすく誰もが理解できる現象でしょうに、なぜわかりにくいと言われるのですか。水との入れ替わりと言うことがわからなくても、ものが浮く現象だけで船や筏を浮かす力のあることが理解できてしまうでしょう。
さらに、浮力を用いたエネルギー装置を不可能と決めつけていますが、永久機関はあり得ないという法則を読み違えたために陥るとんでもない勘違いですよ。
ご指摘のように、浮力は同じ体積の液体にかかる重力です。つまり逆の位置エネルギーがあるのです。
ですから、これを利用しても「いわゆる永久機関」とはなりません。なんの入力なしでも動くのが永久機関ですからね。浮力は立派な入力です。
ところが、学者も含めて皆さんが「永久機関」と決めつけてしまう。重力や浮力を用いればもはや永久機関ではないことを正しく認識してほしいものです。
例えば、これまで不可能とされた木の車輪の片方を水槽に沈めた装置も、じつは永久機関ではないわけで、車輪が大きければ確実に回転するはず。純粋に科学の目で見れば、空中にある半分に重力がかかり、水中の半分には浮力がかかるのだから回転するのが当然でしょう。
重力がいつでもどこでも力を発揮することを読み違えて永久機関と誤解する風潮は困ったものです。錘を利用した装置を見てください。
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