ファイルにゾーン情報をつけたりする
2005年11月10日(木曜日)
ファイルにゾーン情報をつけたりする
Windows XP (www.amazon.co.jp) では、ダウンロードした exe ファイルを実行しようとすると警告されたり、ダウンロードした HTML ではローカルマシンロックダウンが無効になったりします。実はダウンロードしたファイルには [ZoneTransfer] というデータが記録されていて、それによって挙動が変わっているのです。逆に言うと、ローカルのファイルにそのデータをセットすれば、ダウンロードしたファイルと同じ挙動になります。
具体的には、Zone.Identifier という代替データストリームにデータを書き込めば OK。たとえば、
echo [ZoneTransfer] > test.html:Zone.Identifier
echo ZoneID=3 >> test.html:Zone.Identifier
のような操作をすれば、この HTML をローカルで開いてもインターネットゾーン扱いとなります。
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