ニュースサイトのアクセス性
2005年6月15日(水曜日)
ニュースサイトのアクセス性
「ブログに問われる書く技術、話す技術 (www.itmedia.co.jp)」というお話が出ていますが、内容はさておき思ったこと。
大手ポータルがブログサービスを行なうようになってから、インターネットの景色は一変した。例えばサーチエンジンで何かのキーワードを引くと、記事元のニュースサイトよりも、それを引用したブログが先に来ることも珍しくない。
以上、ブログに問われる書く技術、話す技術 (1/3) より
確かに珍しくないですし、検索している側としても嬉しくない事態ですが、本来はそんなことは起きないはずなのですよね。普通、Web の記事を引用したら元の記事にリンクしますから、ニュースサイトの方がランクが高くて当然なのです。
にもかかわらず逆転現象が起きたりするのは、引用されるニュースサイト側のアクセシビリティに問題があるからなのだろうと思います。
たとえば、MSN-Mainichi INTERACTIVE (www.mainichi-msn.co.jp) のニュースなんかはかなり良く引用されると思うのですが、個々の記事を見ると、title要素にその記事の題名が入っていない、h1要素もないという状態です。
読売などはちゃんとタイトルが入っていますが、こちらはこちらでいわゆる「ディープリンクお断り」の姿勢を見せています (参考: http://www.yomiuri.co.jp/policy/link/ )。そのため、その意思を尊重する人は、引用はしても記事へのリンクはしないことになります。これまた当然ですがランク低下の原因となります。
ニュースサイト側に明らかに負けている要因があると思うのですよね。
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