水無月ばけらのえび日記

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2010年12月10日(金曜日)

最近のIE6対応

公開: 2010年12月20日21時0分頃

こんなお話が……「IE6対応をやめて"死ねよ的気分"を解消しよう (togetter.com)」。

最近は大企業のクライアントも「IE6はもういいか」と思っていることが多いようで、IE6でベストビューを担保することはほとんど求められなくなりました。情報の取得に問題がなければ、多少の崩れは許容してもらえることが多いです。個人的にはそんなに困っている感じでもないですね。

とはいえ、IE6で表示を確認する必要はあるわけで、そこであまりにも崩れているとショックではあります。話題の発端である「死ねばいいのに、IE6」という発言も、べつにクライアントに「IE6対応しろ」と言われたわけではなくて、表示確認したらひどかったので思わず漏れてしまったものです。

マージンの差異程度のちょっとした崩れであれば放置しますが、崩れ方が目立っていて、かつ簡単な対応で対応可能であれば、その場で対応してしまうことも多いです。そういう意味で、私はIE6対応の作業をしているとも言えますし、本気での対応はしていないとも言えますね。

関連する話題: Web / UA / IE6

パスワード定期変更の効果

公開: 2010年12月19日17時15分頃

こんなお話が……「続パスワードの定期変更は神話なのか (d.hatena.ne.jp)」。

よく「パスワードを定期的に変更する」ということが推奨される場合がありますが、たとえ定期的に変更しても、直感的に感じるよりもかなり低い効果しか得られないというお話。もうちょっと細かく出されている方もいらっしゃるようで……「パスワード定期変更云々 (d.hatena.ne.jp)」。変更の頻度をいくら上げても一定値に収束するだけであって、危険性をゼロに近づけることはできないと。

「それでも変えないより変えた方がより安全になるのではないか」という反論もあろうかと思いますが、定期変更する場合、利用者の側にパスワードを考える負担が生じます。もし、「定期的に変えるのだから短くても覚えやすいパスワードの方が良い」と考えられてしまうのであれば、それは逆効果になりかねません。

定期的に変えることよりも、パスワードを長くする、アカウントロックするといった手法のほうが、より低い負担でより高い効果が得られるということです。

※ちなみに、ここで言っているのはネットワークで利用されるパスワードについての話であって、ローカルで思う存分解析できるような場合はまた別の話になります。

関連する話題: セキュリティ

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