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2007年4月25日(水曜日)

JVNがリニューアルされた

JVN (jvn.jp)がリニューアルされたようですね。

サイトをリニューアルすれば常連のユーザが戸惑ったりするのはいつものことで、一時的に評価が下がるのは当然のことです。が、今回はそれを差し引いても読みにくい印象があります。「ベンダー一覧 (jvn.jp)」が 2カラムレイアウトにしか見えないのは別に良いのですが (ホントは良くないのでしょうが私は全く使わないページなので気にしない)、肝心の脆弱性の詳細ページが非常に読みづらいのが気になります。見出しのレベルがわかりにくく、どの見出しがどこから何処までにかかっているのかがわかりにくいからだと思います。

たとえば、「JVN#91706484 Trac におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性 (jvn.jp)」のページには「詳細情報」という見出しがあるのですが、どこからどこまでが「詳細情報」の内容なのかが分かりません。……これ、別に無理なこと言ってる訳じゃないと思うのですよね。というのも、同じ脆弱性の情報が「JVNDB-2007-000200 Trac におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性 (jvndb.jvn.jp)」というページにもあり、こちらは普通に読み取れるレベルになっていますので。

そもそも、同じ情報を見せるのに、何故異なるフォーマットで二つのページを用意するのかが理解しがたいわけで。しかも、出ている情報の内容は一部異なるようなので、全ての情報が見たかったら両方見ろ、ということになります。まとまらないものなのでしょうか。

※なお、これは前からなのですが、IPAにもまた別に「JVN#91706484 「Trac」におけるクロスサイト・スクリプティングの脆弱性 (www.ipa.go.jp)」というページがあるので、都合 3ページ読むことになるという……。orz

……というわけで、上流での情報設計やビジュアルデザインがユーザビリティを大きく左右するのだなぁ、ということが再認識できました。

関連する話題: IPA / JPCERT/CC / JVN / Web / アクセシビリティ / ユーザビリティ

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