用語「DHTML」について
DHTML (でぃーえいちてぃーえむえる)
Dynamic HTML の略です。概ね、HTML に CSS などのスタイル言語、JavaScript などのスクリプト言語を組み合わせることで、動きのあるページを実現することを言います。WAI のアクセシビリティガイドライン (www.w3.org)には DHTML の定義があって、以下のように書かれています。
DHTML is the marketing term applied to a mixture of standards including HTML, style sheets, the Document Object Model [DOM1] and scripting. However, there is no W3C specification that formally defines DHTML. Most guidelines may be applicable to applications using DHTML, however the following guidelines focus on issues related to scripting and style sheets:
以上、Web Content Accessibility Guidelines 1.0 Appendix B. -- Glossary より
たとえば、ある要素に onclick="this.style.background='lime'"
などと指定すると、それをクリックしたときに背景色が緑に変わるという動作を期待できるかもしれません。同じようにして、特定のボタンをクリックすると、要素の内容が表示されたり隠れたりする、などということも出来ます。このように、ユーザの操作やその他の状況に応じて文書の内容や見た目が変化するような物を総称して DHTML と呼びます。
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