用語「東芝クレーマー事件」について
東芝クレーマー事件 (とうしばくれーまーじけん)
福岡の会社員がビデオデッキの不調で東芝にクレームを付けたところ、いろいろともめた末に渉外管理室に回され、クレーマ呼ばわりされたという事件。1999年2月18日のその電話でのやりとりは、録音され、Web サイトで公開されることとなりました。
当初、この話題は旧ニフティサーブの AV フォーラムで盛り上がっていたのですが、フォーラム側の話題停止命令によって Web にその場を移し、「東芝のアフターサービスについて」と題するサイトが開設されるに至りました。同時に音声ファイルが全世界に公開されたわけですが、これがまた非常に生々しい内容で、
- 「無礼なんか詫びてないですよ。お宅さんが何回も何回もね、仕事やってるところをね、お宅さんヒマだろうけどね、お宅ヒマでしょ?」
- 「お宅さんみたいのはね、お客さんじゃないんですよ。クレーマーっちゅうのお宅さんはね。クレーマーっちゅうの」
……などという「東芝の発言」には非常に強いインパクトがあります。これが話題を呼び、アクセス数は最終的に 1000万PV ほどにもなったようです。
なお、そのサイトはニフティの「メンバーズホームページ」というサービスを利用しており、member.nifty.ne.jp に置かれていました。そしてあまりのアクセスの多さにサーバが音を上げたのか、何をリクエストしても 403 しか返さない状態になったことがありました。実は当時、私のサイトも同じサーバに置かれていて、見事に影響を受けてしまったという……。
※しかも当時、私は除名の件でニフティともめていたので、私がニフティから除名されたのではないかと思われた方もいらっしゃったようで。
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