「H-IIAロケット打ち上げ失敗」へのコメント
「水無月ばけらのえび日記 : H-IIAロケット打ち上げ失敗」について、3件のコメントが書かれています。
[1265] Re: えび日記 : 「H-IIAロケット打ち上げ失敗」
kazu (2003年12月1日 14時44分)
MTSAT-1Rは、ただでさえ製造工程に遅れ(というか米スペース・システムズ/ロラール社とのごたごた)が発生しており、来春の打上げ予定が来夏までずれこむことがつい先日発表されています:
運輸多目的衛星新1号機(MTSAT-1R)の打ち上げ遅延について
従い、来夏までにH-IIAの運用が再開される目処が立てば問題無いかもしれませんが、しかし事故原因がロケットの基本設計にかかわるほど重大な内容だった場合には、長期の運用凍結は避けられないでしょう。
そもそも、仮に運用再開が間に合うとしても、再開1号機に載せて良いものかどうかは微妙なわけで、国土交通省および気象庁の側では既に打上げロケットの再考が開始されていると思います。
[1266] Re: えび日記 : 「H-IIAロケット打ち上げ失敗」
ばけら (2003年12月1日 15時20分)
>従い、来夏までにH-IIAの運用が再開される目処が立てば問題無いかもしれませんが、しかし事故原因がロケットの基本設計にかかわるほど重大な内容だった場合には、長期の運用凍結は避けられないでしょう。
御意。そこが心配なんですよね。
>そもそも、仮に運用再開が間に合うとしても、再開1号機に載せて良いものかどうかは微妙なわけで、国土交通省および気象庁の側では既に打上げロケットの再考が開始されていると思います。
ああそうか、H-IIA を使わないという選択肢もあり得るわけですね。
なるほど……。
[1267] Re: えび日記 : 「H-IIAロケット打ち上げ失敗」
kazu (2003年12月1日 18時28分)
政府が衛星を打ち上げる場合、国産のロケットを使用することが宇宙開発委員会の定めた基本方針だったと思います。
がしかし、折しも以下の宇宙開発委員会への報告にあるような欧州との協力の検討も進められていたわけで、ひょっとするとMTSAT-1Rはこのバックアップ体制の適用衛星第1号になるかもしれません。
日欧協力としてのH-IIA/アリアン5政府ミッション相互バックアップ検討状況
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