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原発を解体する話

2003年10月22日(水曜日)

原発を解体する話

ZnZさんところの10月21日 (znz.s1.xrea.com)で紹介されていた「原発がどんなものか知ってほしい (members.at.infoseek.co.jp)」ですが、「原発がどんなものか知ってほしい(16) (members.at.infoseek.co.jp)」「原発がどんなものか知ってほしい(17) (members.at.infoseek.co.jp)」については、実際に解体計画が進められている例があります。

日本原子力発電は4日、東海発電所 (GCR、16万6000kW) の解体届けを、経済産業省に提出した。作業の開始は12月4日の予定で、今後10年間原子炉を密封し、放射性物質濃度の減衰を待つとともに、その間には使用済み燃料プールの洗浄・排水、原子炉サービス建屋領域などの解体撤去、熱交換器解体撤去などを「先行解体」として、2011年3月までに行う。そして同年4月からは、原子炉本体および各建屋の解体撤去作業に入り、2017年3月までに、全ての工程を終了する予定だ。総事業費は約930億円を予定。なお原電では安全協定に基づき、東海村および近隣市町村に対しても、廃止措置にともなう報告書を、同日提出している。

以上、[日本原子力発電] 東海発電所廃止措置、解体届けを経済省に提出 より

原子炉は 10年間「密封」しておいて、それから処理するという計画のようです。費用は 930億円ですか……。

※これは 2001年の話ですので、1997年に亡くなっている作者の知るところではないですね。

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